世界的なスターは時代を問わず必ず誕生するもの。たとえば、エルヴィス・プレスリーはロックの王様として、今もなお世界中の人に愛されています。さらにエルヴィスの時代からさらにさかのぼると、ヨーロッパではモーツァルトなどが活躍していました。
そんなエルヴィスはアメリカの「米西西皮」という州で少年時代を過ごしたそうです。また、モーツァルトはオーストリアにある「維也納」という都市で活躍していました。この「米西西皮」と「維也納」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「米西西皮」──エルヴィスが育ったのは小説「トム・ソーヤの冒険」の舞台時なった州
「米西西皮」はミシシッピ州のことです。
ミシシッピ州はその名の通り、州内に世界三大河川の一つのミシシッピ川が流れています。
ミシシッピ川はミネソタ州からメキシコ湾に注ぎ、その全長は3780キロメートル程です。
広大なデルタ地帯では綿花や大豆などの農業をはじめ、キャットフィッシュ(なまず)の養殖行われています。毎年ワールドキャットフィッシュフェスティバルが開かれ、キャットフィッシュの唐揚げの試食、アート作品の展示が行われています。
そして、「トム・ソーヤの冒険」「ハックルベリー・フィンの冒険」で知られる作家のマーク・トウェインは、毎日のようにミシシッピ川の雄大な景色を眺めながら数々の作品を生み出しました。
また、ミシシッピ州の北東部テューペロには、エルビス・プレスリーが少年時代を過ごした街があります。父バーノンが建てた白壁の木造住宅と、6万平方メートル(東京ドーム敷地面積の1.4倍)もの広大な土地が、2017年オークションに出品されました。
「維也納」──音楽の都と呼ばれる都市
「維也納」は、オーストリアの都市、ウィーンのことです。
オーストリアを代表する音楽家・モーツァルトが半生を過ごした場所として、街にはゆかりの史跡が多く残っています。
街を取り囲む広大な森林地帯「ウィーンの森」には、100万人以上の人口を抱える都市としては珍しく、約700ヘクタールにもおよぶ、ぶどう畑が広がっています。
ウィーンはオーストリアの首都で、古くからヨーロッパの東西と南北を結ぶ十字路として、名門ハプスブルク家の支配の下に発展しました。
近世以降は“音楽の都”と呼ばれ、ウィーン国立歌劇場を筆頭に、市内には歴史ある劇場やコンサートホールが多数あります。
また、ウィーンを拠点に活動するウィーン国立バレエ団や、“天使の歌声”と称されるウィーン少年合唱団は世界的に人気があります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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