ブリヂストン <5108> は、創業者の石橋正二郎氏（1889-1976）の名にちなみ、石（ストーン）と橋（ブリッジ）からその社名になったことは広く知られていますが、昔の社名は何だったか知っていますか？

創業者は2006年に米国の「自動車殿堂」入り果たす

ブリヂストンはもともと、日本足袋（現アサヒシューズ）のタイヤ部が独立してできた会社です。日本足袋は、ブリヂストン 創業者・石橋正二郎氏の兄、二代目石橋徳次郎氏(1886-1958)が社長で、弟の正二郎氏は専務でした。

日本足袋のタイヤ部は1930年、純国産のタイヤ第一号を生み出しています。そのタイヤ部を分社化、翌年できたのが「ブリッヂストンタイヤ株式会社」です。日本足袋（アサヒシューズ）はブリヂストンの源流ともいえます。

なおブリッヂストンタイヤ1942年に、太平洋戦争・第二次世界大戦の影響で日本タイヤに改称。戦後の1951年にブリヂストンタイヤに変わり（「ッ」がなくなった）、現行のブリヂストンになったのは1984年です。

創業者の石橋正二郎宇治は2006年、アメリカの「自動車殿堂」入りしています。ほかにはヘンリー・フォード、ウォルター・クライスラー、トーマス・エジソン、フェルディナント・ポルシェ、ジョン・ボイド・ダンロップ、本田宗一郎、豊田喜一郎の各氏も殿堂入りしています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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