配当を狙っての長期で投資をするなら、長年にわたり配当を減らすことなく、維持もしくは増配(累進配当)している企業が選択肢になるでしょう。20年以上、累進配当を続けている銘柄のうち、特に期間の長い銘柄は以下の4つです(株価などデータは8月18日終値、年数は日経データ)。
「41年」武田薬品──唯一、40年超のトップ、利回りは4.16%
国内の製薬トップ企業の武田薬品工業 <4502> は累進配当年数も首位の41年です。潰瘍性大腸炎などの分野に強みをもっています。株価は4392円で予想配当利回りは4.28%です。
「31年」三菱HCキャピタル──リース大手、2000年からずっと増配
2位は工作機械や店舗の設備などのリースを手かける三菱系の大手リース企業・三菱HCキャピタル <8593> で31年です。
純利益は着実に成長を続けており、2000年3月期から24年連続で増配しています。株価は約890円で予想配当利回りは4.16%です。
「27年」住友精化──半導体ガスなど化学品、利回りは4.7%
住友グループで半導体ガス、高吸水性樹脂などを扱う化学品メーカー・住友精化 <4008> の累進配当年数は27年で、株価は4255円。予想配当利回りは4.7%です。
「25年」LIXIL──国内住設機器の最大手、配当性向は30%以上を目安
LIXIL <5938> は、国内の住設機器最大手で海外などにも事業を広げています。純利益のうち配当に振り向ける割合の配当性向は30%以上を目安にして、安定配当を続けています。
株価は1768円で予想配当利回りは5.09%です。
※ 本記事は安定配当株の過去の配当履歴などを紹介することを目的としたもので、投資の推奨をするものではありません。
文・北川茂樹(Webライター)
編集・dメニューマネー編集部
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