世界にはさまざまな絶景スポットがありますが、「披里非」にあるウユニ塩湖は、さえぎるものもなく湖面全体に映し出された空は神秘的で、まるで天空の鏡のような景色が広がります。また、「阿里蘇那」にあるグランドキャニオンは、世界の自然七不思議の一つとしても有名です。この「披里非」と「阿里蘇那」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「披里非」ってどこ?──ウユニ塩湖周辺で育つスーパーフード
「披里非」はボリビアのことです。
ボリビアは南米大陸に位置する内陸国で、ペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルに囲まれています。
ボリビアで最も有名なのは、死ぬまでに見たい絶景として知られるウユニ塩湖です。
富士山と同じくらいの高さに広がる塩の湖は、東京都のおよそ5倍の広さがあります。 観光地として人を集める一方で、ウユニ塩湖周辺は植物や動物にとって生きにくい場所でもあります。そのような厳しい環境のなかでも育つ希少な作物として注目を浴びているのがキヌアです。
栄養価の高さからスーパーフードと呼ばれるキヌアは、7000年以上も前からこの地域で栽培されていたそう。日本のスーパーでも販売されるようになり、健康・機能食としての需要は世界的に高まっています。
「阿里蘇那」ってどこ?──電気・電子産業の集積地
「阿里蘇那」はアリゾナ州のことです。
アリゾナ州では、グランドキャニオンに代表される大自然の魅力が味わえます。
細い水流が何万年もの歳月をかけて岩山を削ってできた峡谷・アンテロープキャニオンや、パワースポットとして知られるカセドラルロックは、ぜひ訪れたい人気の観光スポットです。
また、同州は防衛産業や軍事技術と関係性の高い電気・電子産業の集積地です。2021年5月、アリゾナ州経済機会局は、州内の雇用が2029年までに約55万人増加するとの予測を発表しました。
半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)や米国半導体大手のインテルは、巨額を投じて工場を新設する計画を発表しています。韓国の半導体メーカー・サムスン電子も、新規工場建設の候補地として検討しているそうです。
このような大手企業による動きと、半導体への高いニーズが雇用押し上げの一因とみられています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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