「18歳19歳でお金がなくて困っているけれど、親や友だちには頼みにくい。できれば今日中に、誰にもバレずにこっそりお金を借りたい…。」

2022年の民法改正により、成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられた結果、18歳および19歳の学生や社会人も、親の同意を必要とせずにローンを契約できるようになった。

18歳や19歳が即日でお金を借りる方法は、消費者金融のカードローン、学生ローン、クレジットカードのキャッシングの3つがある。

その中で最も早くお金を借りる方法は、消費者金融のプロミスだ。プロミスでは、最短3分でお金を借りることができる。申し込みから借り入れ、返済までスマホアプリで完結し、電話連絡による在籍確認なしなので誰にもバレずに借りられる（※）。

20歳以上であれば、プロミス以外の消費者金融カードローンでも借り入れができるが、大手消費者金融のカードローンで18歳・19歳に対応しているのはプロミスだけだ。また、プロミスは、学生証や身分証明書、各社既定の書類など複数の書類提出が必要な学生ローンと異なり、収入証明書（給与振込履歴のスクショでOK）さえあれば借入できる。

18歳・19歳の方が「即日」でお金を借りるための現実的な方法を、それぞれのメリット・デメリットと合わせて詳しく解説する。また、安全に利用するための注意点や、借入以外の選択肢についても紹介しよう。

18歳・19歳が即日でお金を借りられる消費者金融カードローン・学生ローン

18歳・19歳が即日融資でお金借りる方法としては、消費者金融のカードローンや学生ローンが挙げられる。これらのローンは、銀行のローンなどに比べて審査・融資のスピードが早く、急な出費にも対応しやすいという特徴がある。

なかでもプロミスは大手消費者金融のなかで唯一、18歳・19歳でも即日融資を受けられる。
申し込んだ後最短3分で現金のキャッシングが可能だ。
また、30日間の無利息期間が適用されるため、金利が不安な人でも安心して借りられる。

一方、学生ローンは学生向けのサービスとして提供されており、こちらも18歳から利用できるものがある。ただし、必要書類や手続き、即日融資に対応しているかどうかの条件は各社で異なる。学生ローンのほとんどに無利息期間が設けられていないため、利息負担を抑えたい場合は選択肢とならないだろう。

このセクションでは、18歳・19歳が即日でお金を借りられる可能性がある消費者金融と、利用可能な主な学生ローンを具体的に紹介し、それぞれの特徴や即日融資を受けるためのポイントを詳しく解説する。

プロミスは18歳・19歳が最短3分の即日融資で現金を借りれるカードローン

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミスは最短3分でお金を借りられる。 電話による在籍確認が原則としてなく、ウェブ完結であれば郵送物もないため、勤務先や家族にバレずに内緒でキャッシングできる。

プロミスでは、初めて利用する際に30日間の無利息期間が適用されるため、借り入れから1ヵ月以内に返済すれば、利息を一切支払うことなくキャッシングが可能だ。

なお、他のローン会社と同様、18歳・19歳でお金を借りる場合は、収入証明書の提出が必須だ。これは、成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、新たに設けられた規定だ。
出典：日本貸金業協会

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プロミスで即日でお金を借りる方法

プロミスで即日でお金を借りる際は、事前に申し込みに必要な書類を準備しよう。

本人確認書類は、名前・生年月日・現住所が記載された公的書類だ。学生証は認められないので注意しよう。

収入証明書類は18歳・19歳なら、直近2ヵ月分の給与明細書が用意しやすいだろう。 手元にない場合は、2ヵ月分たまるのを待つか、職場に再発行をお願いするしかない。

プロミスの申し込みはウェブサイトかアプリから行うのが手軽でおすすめだ。

プロミスは24時間365日いつでも申し込みができるが、土日・祝日や夜間を問わず即日融資を受けるためには、インターネット振込か、スマホATMを利用しよう。

ネット振込の場合、24時間、振り込みができる金融機関の口座を持っていれば、審査完了後、最短10秒でお金が借りられる。振込手数料は無料だ。

スマホATMとはセブン銀行ATMかローソン銀行ATMから現金の借入ができるサービスのことだ。プロミスのアプリをダウンロードして利用する。

プロミスでは、申し込み時にローンカードの発行を希望するか選択できる。カードレスを選択すれば、申し込みから契約までWeb上で完結する。家族にバレるのが不安な人はカードレスにすると良い。

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マルイの学生ローンは高校生でも18歳なら融資を受けられる

マルイの学生ローンは、18歳の高校生でもお金を借りられるのが特徴だ。一般的なローン商品は大学生以上を対象としているため、非常に珍しい。

ただしマルイは、繰り返しお金を借りる予定がある場合、手続きに手間がかかるのがデメリットだ。初回だけでなく、借り入れのたびに申し込みフォームの入力が必要になる。

マルイで即日でお金を借りる方法

マルイの学生ローンですぐにお金を借りるには、必要な書類を用意したうえでウェブサイトから申し込もう。16：30までに契約を完了させると、即日で振り込んでもらえる。

書類の種類や数は申込者によって異なり、詳細は申し込んだあとで個別に連絡がくる。連絡をすぐ確認できるように、メールや電話の着信には気を配っておこう。

審査結果の通知と、契約完了の手続きは電話で行われる。どちらも必要なことであるため、こちらもすぐに出られるように、気に掛けておこう。

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（公式サイト）

フレンド田の学生ローンは19歳が最短即日でお金を借りられる

フレンド田の学生ローンは、友人を紹介すればするほど上限金利が下がり安く借りられる。18歳や19歳で、同じようにお金に困っている友人がいて紹介できそうなのであれば検討してみよう。

フレンド田は、来店して契約する以外は、自宅に書類が届くので、家族にバレたくない人は気をつけよう。

追加で借り入れする場合には、その都度、申し込みと電話連絡が必要だ。

フレンド田で即日でお金を借りる方法

フレンド田から即日でお金を借りるには、必要書類を準備したうえで平日のなるべく早い時間帯に申し込むのがおすすめだ。

フレンド田の学生ローンは必要書類が多いので、全て忘れずに用意しよう。

東京の高田馬場に会社があるため、東京住まいであれば店頭でも申し込みやすいが、より気軽なのはウェブサイトからの申し込みだ。

フレンド田の即日融資は、時間帯によって対応していない。明確な時間帯はホームページに記載されていないが、営業時間外は翌営業日に回される可能性が高いだろう。

フレンド田の営業時間は次のとおりだ。

すぐにお金を借りたい人は、営業時間が長い平日の申し込みが良いだろう。

申し込み後は、内容確認の電話がかかってくるため、いつでも連絡に出られるように準備しておこう。

電話の受け取りが難しいときには、申込時に「自分から営業時間内に連絡する」を選択しても良い。

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（公式サイト）

カレッヂの学生ローンはカードローンとしても使える

カレッヂは、「学生ローンを利用してみたいけど、追加融資を気軽に受けられない点が気になる」という18歳や19歳に適している。

カレッヂカードに申し込めば電話連絡なしで、追加でお金を借りられるためだ。

カレッヂカードは、カレッヂの会員になると申し込めるようになる。通常は追加融資の希望時には電話連絡が必要だが、カレッヂカードがあれば、セブン銀行ATMから借り入れができる。

「家に郵送物を送られたくない」「家族の前で電話がかかってきたら気まずい」など、不安がある場合には、ウェブ完結できる大手カードローンのプロミスのほうが良いだろう。

カレッヂで即日でお金を借りる方法

カレッヂの学生ローンで即日お金を借りたいなら、14：00までに申し込みと必要書類の提出を済ませよう。

申し込みの際、学生証とは別に本人確認書類が2つ必要になるが、用意できない場合は相談に乗ってもらえる。申し込み完了後にかかってくる電話で事情を伝えよう。

フレンド田同様、東京高田馬場に店舗があるので、東京住まいなら店頭でも申し込みやすい。近隣の人以外はウェブ申し込みが良いだろう。

即日融資を受けるために14：00までに済ませなくていけないのは、書類の送信までだ。

注意点は書類を送るタイミングだ。書類は審査に通った後に送る必要がある。14：00までに申し込みフォームの入力を済ませただけでは、すぐにお金を借りられない。

ウェブサイトにも、「急ぎの場合は、13：00までに電話による審査を受けられるようにしておいてください」との記載がある。

対応時間がかなり短いので、午前中のうちには手続きを済ませられるようにしておくと安心だ。

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（公式サイト）

18歳・19歳がお金を借りる7つの方法

18歳・19歳がお金を借りる方法は、消費者金融のカードローン以外にも、銀行の目的ローンやクレジットカードのキャッシングなど、主に7つある。

どこからお金を借りられるかは、社会人なのか大学生なのか、収入があるのかないのか、といった状況によって異なる。次の早見表で確認してみよう。

18歳・19歳はすでに成人しているため、どのような契約も原則、親の同意はいらない。

社会人やフリーター、またはバイトをしている大学生は、大手消費者金融のカードローンがおすすめだ。大手消費者金融ではプロミスのみ、18歳からお金を借りられる。

プロミスは即日融資に対応しているため、急に生活費が足りなくなったときでも安心だ。

18歳を迎えていても、高校生のうちは利用できないサービスも多い。高校生でバイトをしている人がすぐにお金を借りたいなら、即日発行に対応したクレジットカードのキャッシングを試してみよう。

大手消費者金融カードローンはプロミスだけが18歳・19歳でも即日融資できる

アイフル、レイクなどすべての大手消費者金融が即日融資に対応しているが、18歳・19歳はプロミス以外の選択肢がない。

アイフルやレイクなど、そのほかの大手消費者金融は20歳以上になってから検討しよう。

プロミスは他社に比べても非常に優秀なカードローンだ。次のようなメリットがある。

プロミスは最高金利が17.8％とほかの大手消費者金融より0.2%低い。

初めて契約する場合、一般的に18歳・19歳は最高金利が適用されるため、プロミスを選んだほうがお得だろう。

また、プロミスは無利息期間の面でも優れている。

プロミスの場合、無利息期間は初回借入日の翌日から最大30日間だ。他の大手消費者金融は契約日の翌日から始まるため、すぐにお金を借りないと無利息期間を無駄にしてしまう。

プロミスは契約してすぐに使わなくても、無利息期間が減っていく心配がない。

クレカの引き落とし日や、家賃支払日など、お金が実際に必要になるタイミングに備えて、事前に契約しておいてもよいだろう。

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中小消費者金融の学生ローンは学生なら即日借りられる

高校生も申し込み対象に含まれるかは、企業によって異なる。

中小消費者金融の学生ローンを使うメリットは、大手よりも最高金利が低いことだ。

一方、中小消費者金融の学生ローンを使うデメリットは、無利息サービスが基本的にないという点だ。

最大30日間の無利息期間中に返済できるのであれば、プロミスのほうがお得といえるだろう。

学生ローンは、審査スピードや借り入れ方法、返済方法など、ほかのサービス内容も大手消費者金融に比べて劣る。

目的ローンは銀行から低金利でお金を借りられる

目的ローンは、18歳や19歳でも銀行から低金利でお金を借りられる可能性がある。

銀行の目的ローンの金利は、カードローンに比べると低い傾向にある。

その分、申し込み方法は複雑で、審査に時間がかかることが多いため、すぐにお金が必要な場合は、目的ローンは向いていないだろう。

銀行にも、使い道が自由なカードローンはあるが、基本的には20歳以上が対象だ。

クレジットカードはセゾンカードなら即日でキャッシングできる

クレジットカードのキャッシングはカードローン同様、法改正後も20歳以上を対象としているカード会社がほとんどだ。

セゾンカードにはさまざまな種類があるが、18歳や19歳におすすめなのは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス（R）・カードと、SAISON CARD Digitalだ。

2枚とも最短5分の審査後、すぐにキャッシングでお金を借りられる。

現金をすぐに借りたい場合は、セゾンカードを即日発行したあと、平日14：30までにONLINEキャッシングを利用する。ONLINEキャッシングはアプリかWEBから申し込める。

キャッシング機能を利用したい場合は、クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を設定しよう。キャッシング枠は借入限度額を意味するため、借りたい金額を入力すると良い。

ゆうちょ銀行の定期貯金や定額貯金は審査なしで現金を借りられる

18歳や19歳はもちろん、未成年であっても使えるうえ、収入がなくても良い。

ただし貯金担保自動貸付けでの借り入れ方法は、「口座内の残高を超える請求があったとき、不足分を自動で貸し付ける」といった特殊なものだ。

口座に残高がないとお金を借りられないため、貯金を一時的に引き出している感覚に近いだろう。

またお金を借りたあと、返済ができなくなってしまったときには、定額貯金や定期貯金が担保として引き取られて、なくなってしまう。

ろうきん・信金のフリーローンは担保なしで借りられる

北海道ろうきんや東北ろうきんといった各地のろうきんでは、会員向けにマイプランという名前のフリーローンを用意している。

マイプランは金利が約6.0％〜9.4％（※）と低いが、申込み条件が厳しい傾向にある。
※2024年12月17日時点の九州ろうきんの場合。適用金利は各ろうきんによって異なる

たとえば勤続年数が1年以上、前年度収入額が150万円以上といった条件がある。さらに、即日融資にも対応していないため、急ぎのときには向いていない。

マイプランは基本的には18歳から申し込めるが、中央ろうきんのマイプランのみ、20歳にならないと申し込めない。対象地域（茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨）に住んでいる人は、注意しよう。
出典：全国労働金庫協会

信金のフリーローンは、対象年齢が機関によって異なる。北西信用金庫（北海道）では18歳から申し込みができるが、こちらも即日融資には対応していない。
出典：北西信用金庫

奨学金は18歳・19歳が利用できる

奨学金はさまざまな機関が制度を提供している。ここでは独立行政法人 日本学生支援機構を例に解説しよう。

日本学生支援機構の奨学金にはいくつかの種類があり、なかには返済しなくてもいいものある。

返済不要型は世帯収入基準や学力基準が定められており、申し込み条件が厳しい一方で、返済をしなくて良いのは非常に大きなメリットだ。
出典：日本学生支援機構

一方、返済が必要な奨学金は、あくまで借金であることを前提として使うことになる。

借入以外で即日で現金を手に入れる方法

収入がない18歳・19歳をはじめ、一般的な方法でお金を借りられない人は、次の方法を検討してみよう。

質屋は品物を担保としてお金を借りるサービスだ。ブランド商品やカメラ、パソコンなどを担保にして、利用者自身は審査なしで利用できる。

そのほかのお金を借りる方法としては、アルバイト先や知り合いを頼る方法もあるが、信頼関係にヒビが入りかねない。

周りから借りるのは諦めて、リサイクルショップに不用品を売って現金を手に入れる方法もある。

本や服、ゲームソフトやおもちゃなど、使っていないものをかき集めてみよう。

18歳・19歳の社会人が即日でお金を借りるポイント

18歳・19歳の社会人やフリーター、学生アルバイトがカードローンの即日融資を受けるには、次に挙げる4つのコツを押さえておこう。

特に重要なのは、必要書類の準備だ。20歳未満が消費者金融のカードローンを申し込むときには、収入証明書の提出が必ず必要だ。

若年者への貸付けの契約を締結しようとする場合は、貸付額にかかわらず、収入の状況を示す書類の提出又は提供を受けてこれを確認するものとする。
出典：日本貸金業協会

収入証明書には、給与明細書や源泉徴収票などが含まれる。手元にない場合は、職場やバイト先に連絡して発行してもらおう。

収入証明書や本人確認書類を準備しておく

収入証明書類として認められるのは、給与明細書（直近2ヵ月分のケースが多い）や源泉徴収票などだ。

本人確認書類は、国が発行している公的書類で、できれば顔写真付きのものが良い。例えば運転免許証やマイナンバーカード、パスポートといったものだ。

学生証は公的書類ではないため、本人確認書類として認められない。

顔写真付きの本人確認書類が用意できない場合は、保険証や公共料金の請求書などで代用できる場合もある。

そのほか学生ローンや教育ローンなら在学や入学予定を示す書類、目的別ローンなら借りたお金の使い道を示す書類など、商品の特性に関わる書類の提出を求められることが多い。

消費者金融のWEB契約を利用する

消費者金融のWEB契約は、他の金融機関と比べて審査が早い。

銀行やろうきんなどの金融機関では、審査に1日以上、場合によっては1、2週間以上かかることがあるが、消費者金融では即日融資が可能だ。

さらに、消費者金融のWEB契約は、電話や自動契約機よりも手軽だ。特にプロミスのような大手消費者金融では、申し込みから借り入れまで全てがウェブ上で完結する。

自動契約機でも即日融資に対応しているが、足を運ぶ手間や人に見られるリスクがある。ウェブからの申し込みなら、これらのリスクを避けられる。

アプリ×コンビニATMなら現金を即日引き出せる

アプリを使ってコンビニATMから現金を引き出す方法は簡単だ。

以下は、プロミスの例だ。

まずはスマホでプロミスのアプリをダウンロードし、会員ログインをする。その後、最寄りのセブン銀行ATMやローソン銀行ATMに向かい、次の手順でキャッシングを行う。

カードローン会社と連絡がとれるようにしておく

カードローン会社によっては、本人確認の電話をかけてくることがある。電話に出られないと審査や契約が遅れてしまう恐れがあるため、注意が必要だ。

万が一、電話に出られなかったときには、審査や契約の遅延を防ぐためにも、すぐに折り返しの電話をかけよう。

すぐに電話に出られない状況が続く場合、自分からコールセンターにかけて事情を伝えるのもひとつの方法だ。

18歳・19歳が即日でお金を借りるときの注意点

18歳・19歳が即日でお金を借りるときは詐欺や事件に巻き込まれないように注意が必要だ。

例えば審査なしで未成年でも利用できると謳っている業者や、クレジットカードのショッピング枠を現金化すると謳っている業者は、闇金なので利用してはいけない。

SNSやネット掲示板で「お金を貸します」といった募集があるが、このような個人間融資も犯罪の温床であり危険である。

借金を返済するために新たに借金をすることも、本質的に問題の先送りにしかならないので避けたい。

メルカリやネットオークションを介してクレカショッピング枠を現金化することも、違法行為なので決して行ってはならない。

「審査なし」「未成年だけで利用できる」と謳っている業者は闇金なので利用しない

「審査なし」や「未成年でも可」というように、申し込み条件があまりに易しいローンを利用することは避けよう。

ローンやキャッシングは法律上、必ず審査を行わなくてはいけないし、未成年との契約は法定代理人の同意がなくてはできない。これらを守っていない企業は、いわゆる闇金融と呼ばれる違法業者である。
出典：e-gov、法務省

闇金融を利用した場合、法外な利息をかけられたり、悪質な取り立てに遭ったりなど心身ともに追い込まれる可能性が高い。以下は被害事例である。

北海道在住のサラリーマンAさんは、東京都豊島区の貸金業者C社(登録番号詐称)からダイレクトメールが届いた。Aさんは消費者金融から250万円の借入れ(実質金利15.0%)を行っており、「金利1.8%で融資します」と書かれたダイレクトメールを見て低金利のC社に借り換えようと決意し、250万円の融資を申込んだ。後日、その業者より1万5千円の振込みがAさんの口座にあり、1週間後に4万円振込め(返済しろ)と連絡があった。本日は支払えないと告げたところ、Aさんの親宛に30万円の請求をされ、さらにAさんの息子さんが働いている職場には「金を返せ」などの嫌がらせのFAXが30枚も届いた。
出典：日本貸金業協会

インターネット掲示板で勧誘を行った貸金業法違反等事件（神奈川）
飲食店経営の男は、令和２年１月から令和３年11月までの間、インターネット上の掲示板を集客媒体として融資の勧誘をし、融資を申し込んできた全国の顧客約50人に対し、法定利息の約11倍から約85倍で金銭を貸し付け、返済は被疑者が管理する他人名義の口座に振込送金させる等して、元利金合計約2,337万円を受領した。
出典：警察庁

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クレジットカードの現金化を利用しない

「クレジットカードのショッピング枠を現金化すれば、お金を好条件で貸す」というのも闇金融の手口のひとつであるため、利用は避けよう。カード会社も現金化は認めていない。

「クレジットカードを利用した現金化」とうたった広告がインターネット等にありますが、これは本来、商品やサービスの支払いをするために設定されているクレジットカードの利用範囲を換金目的で利用することです。 また、現行紙幣・貨幣などをクレジットカードで購入する事もクレジットカードを利用した現金化に該当する行為です。
クレジットカードを利用した現金化は会員規約で禁止しています
出典：楽天カード

以下は被害事例である。事例を確認することで闇金融の手口を把握し、被害を避けよう。

現金が必要になり、「即日融資、担保・保証人不要、低収入でも融資」の広告を見て店へ行った。業者に「クレジットカードで買い物をすれば買い取る」と言われ車用品店へ行きカードのショッピング枠限度額70万円分の商品を購入した。しかし業者に40万円で買い取られ、またカード限度額分の買い物をしたのでカードが使えなくなり困っている。
出典：富里市

インターネットで見つけたクレジットカードの現金化業者に電話したところ、「30万円の雑貨をカードで購入すれば21万円をキャッシュバックする」との説明を受け、現金化を依頼した。リボ払いの予定であったが、よく考えると手数料名目の業者の取り分が高額であり、30万円の支払い義務が私に残った。解約したい。
出典：足立区

SNSでの個人間融資は利用しない

SNSやネット掲示板で「お金を貸します」といった募集があったとしても、利用は避けよう。これは個人間融資といって、犯罪の温床になっている。

本当に個人によるお金の貸し付けであったとしても、それを何度も繰り返し行うことは商売のためにやっているとみなされて、貸金業法が適用される。貸金業法上、SNSやネット掲示板での安易な勧誘は禁止されているので、その行為だけでも違法である可能性は高い。
出典：金融庁

さらには闇金融が個人を装って勧誘しているケースもあるうえ、個人情報を盗み取られたり、性的行為を強要されたりする事例も発生している。

【事例1】
SNSの書き込みを見て融資を申し込んだところ一方的に振り込まれ返済を求められた

SNSで「個人で融資します」という書き込みを見て相手に連絡を取り、60万円の融資を申し込んだ。すると、相手から「まず2万円を銀行口座に振り込むので、そのままこちらへ振り込んで返してほしい。そこで審査をする」と言われ、銀行口座などの個人情報を伝えてしまった。しかし、心配になりやめたいと伝えたら、「すでに1万円を振り込んだので、1週間後に3万円を返すように」と言われた。（20歳代男性）

【事例2】
利息を免除する条件として裸の写真を送った

個人間融資のサイトを利用していた知人の紹介で、個人とメールなどでやり取りするようになり、15万円の融資を依頼した。毎月の返済額は1万5,000円がぎりぎりだと相手に伝えたところ、「その額だと利息がついて総額100万円を超す返済額になる」とのことだった。ただし、下着姿や裸の写真を送れば、利息を免除するというので、要望されるままに何点か写真を送った。しかし、融資は受けられず、いくら連絡しても返信がない。（30歳代女性）
出典：政府広報オンライン

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メルカリやネットオークションで出品されている現金を購入してはいけない

メルカリやネットオークションには、まれに現金が出品されていることがあるが、購入は避けよう。先に解説したクレジットカードショッピング枠の現金化に用いられている可能性が高い。

クレカショッピング枠の現金化をメルカリやネットオークションを介して行うことは、マネー・ローンダリングと呼ばれる行為に含まれる。

マネーロンダリングとは、犯罪によって得た収益を、出所や所有者がわからないようにして、捜査期間による摘発を逃れようとする行為のことだ。

マネーロンダリングを放置すると、犯罪活動が助長され、犯罪組織が強化されてしまうため治安が悪化したり、不正なお金が正当なビジネスや市場に流れることで健全な経済活動が妨げられたりする。
出典：警察庁

マネー・ローンダリングは国としても重く見て、対策を進めていることであり、メルカリでも禁止している。
出典：金融庁

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契約内容（金利、返済額、返済期日）をしっかり確認する

即日でお金が必要な状況では、つい契約内容を早読みしてしまいがちだが、書かれているのは将来の返済に大きく関わる非常に重要な約束だ。後々のトラブルを防ぐためにも、焦らず以下の点を必ず隅々まで確認しよう。

もし内容や条件で少しでも分からない点があれば、必ず契約する前に業者に質問し、納得いくまで説明を受けよう。曖昧なまま手続きを進めると、「知らなかった」「聞いていない」といった返済時のトラブルに繋がりかねない。契約内容を十分に理解し、現実的な返済計画を立ててから借り入れを行うことが、即日融資を安全に利用するための大前提だ。

返済計画を立て、無理のない金額を借りる

お金を借りるときは、返済計画を立て、無理のない金額を借りることが重要だ。 「今日中に必要だから」と、借りられる金額の上限まで借りてしまったり、返済の見込みが甘かったりすると、後々大変な状況に陥ってしまう。即日でお金が必要な状況でも、最も冷静に考えるべきなのが「どれだけ借りるか」そして「どう返すか」である。

まずは、本当に必要な金額はいくらかを明確にし、必要最小限の金額だけを借りるようにしよう。そして、自分の毎月の収入と支出を正確に把握し、現実的にいくらなら返済に充てられるのかを計算する。その上で、いつまでに借りたお金を全て返し終えられるのか、具体的な返済計画を立てることが極めて重要だ。

もし、立てた返済計画通りにいかず、毎月の返済日に引き落としができなかったり、振り込みが遅れたり（返済遅延・延滞）すると、契約で定められた遅延損害金が発生するだけでなく、信用情報機関にその事実が記録されてしまう。

ここに延滞などのネガティブな情報が載ると、将来、車のローンや住宅ローンを組みたいと思ったとき、あるいはクレジットカードを新たに作りたいと思ったときなどに、審査に通ることが著しく難しくなるなど、様々な場面で「信用」が損なわれ、将来の選択肢に大きな影響が出る。 まだ若い18歳・19歳の時期からの信用情報は、今後の人生のために非常に大切に守るべきものだ。

返済が苦しくなった際に、他の業者からお金を借りてきて、目の前の返済に充てる、いわゆる「借金を借金で返す」状態に陥ることは、絶対に避けよう。これは多重債務への入り口であり、借金が雪だるま式に増えていき、最終的に自力での解決が極めて困難になる最も危険な行為だ。もし、どうしても返済が厳しいと感じたら、新たな借入をするのではなく、まずは借り入れ先の業者に相談できないか交渉したり、あるいは国民生活センター、日本弁護士連合会、多重債務ほっとラインに助けを求めたりしよう。

無理のない金額だけを借りること、そして現実的な返済計画を立て、それを守ること。これが、即日融資を含む全ての借り入れにおいて、自分自身の財産と将来を守るための鉄則である。

18歳でも高校に在学中の場合は、多くのローン商品の対象外となることを知っておく

2022年4月の民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられた。これにより、「18歳になったから親の同意なしでお金を借りられる」と考える者もいるだろう。

確かに、成人として契約行為は可能となった。しかし、お金の借り入れに関しては、 18歳であっても高校に在学している場合は、多くのローン商品の対象とはならないという重要な注意点がある。

多くの消費者金融や銀行、一部の学生ローンなど、多くの正規のローン商品では、「高校に在学中の場合は対象外」としていることが一般的である。つまり、たとえ18歳でも、高校を卒業していなければ申し込めない場合がほとんどだ。 これは、一般的に高校生は収入が不安定であることや、貸し付けに関する様々なリスクを考慮した、各社の貸付条件によるものだ。

したがって、18歳で即日融資を希望する場合、自分が「高校を卒業しているか（または高校に在学していないか）」、そして「安定した収入があるか」が、申し込めるかどうかの大きな分かれ目となる。

もし高校に在学中であるにも関わらず、無審査や「高校生OK」を謳う業者を見かけた場合、それは高金利で違法な取り立てを行う「闇金」である可能性が極めて高いため、絶対に手を出してはならない。

18歳の者は、申し込む前に必ず希望するローンの公式サイトなどで、年齢条件だけでなく「高校生不可」といった条件がないかを確認すべきだ。

よくある質問

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