ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
(画像=MONEY TIMES編集部)

ANAマイルが貯まるクレジットカードで最強の1枚はANA VISAプラチナ プレミアムカードだ。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードの年会費は7万7,000円~17万500円(税込)と高額ではあるが、飛行機に年間10回(往復)以上乗るのであればマイルが効率良く貯まるうえ、空港ラウンジサービスなどの特典も充実しているため最強である。

飛行機の年間利用回数が1回~5回の場合は、ANA一般カードやANA VISAワイドカードが向いているだろう。学生であればスマートU25でお得に航空券を購入できるため、学生用JCBカードが向いている。

ANAマイルが貯まるクレジットカードはたくさんあるが、年会費や還元率、ボーナスマイルなどの複数の要素を考慮して、自分のマイルの貯め方に適した1枚を選ぶ必要がある。

また貯めたマイルは特典航空券と交換したり、座席のアップグレードに利用したり、ANA SKY コインに交換したりできる。貯めるだけで満足するのではなく、最強にお得な使い方も知っておこう。

目次

  1. ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
    1. ANA一般カードは年会費が安く入会・継続特典で1,000マイル貯まる
    2. ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は航空券購入のマイル還元が2.5%
    3. ANA VISAワイドカードは年5回以上飛行機に乗る人におすすめのゴールドカード
    4. ANAワイドゴールドカードはポイントからマイルへの交換レートが高くコツコツ貯められる
    5. ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは東京メトロを利用する人におすすめ
    6. ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は年会費が安くポイントをマイルへ好きなタイミングで交換可能
    7. ANA VISA Suicaカードはオートチャージでマイルが貯まる
    8. ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードは搭乗ボーナスマイルが豪華
    9. ANAカード(学生用)JCBカードは年会費無料!スマートU25でお得に乗れてマイルも貯まる
    10. ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは一定額以上の利用でANA SKY コインを1万コインもらえる
    11. ANA JCBカード ZEROは29歳以下限定!年会費が5年間無料でマイルが貯まる
    12. Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードはホテル滞在で25%のボーナスポイントを獲得できる
    13. ANAダイナースカードはポイントに有効期限もマイル移行上限もない
    14. ANAダイナース プレミアムカードは招待制で100円につき最大4.5マイル相当を獲得できる
    15. ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に10,000マイルもらえる
  2. ANAマイルが貯まる最強のクレジットカードの選び方
    1. 飛行機に乗る頻度に応じたカードランク
    2. ポイントからマイルへの交換レートが高いか
    3. ポイントからマイルへの移行手数料が安いか
    4. ボーナスマイルで年会費を払拭してさらにお得にマイルが貯まる
    5. マイルとポイントの有効期限
    6. 国際ブランドは最も貯まりやすいのはアメックス、どこでも使えるのはVisa
    7. 普段の買い物でマイルが貯まるか
  3. ANAマイルの最強にお得な使い方
    1. ANA特典航空券と交換
    2. 座席のアップグレード
    3. ANA SKYコインに交換
  4. よくある質問

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
ANA一般カード ANAアメリカン・
エキスプレス・カード
(一般)
ANA VISA
ワイドカード
ANAワイド
ゴールドカード
ANA To Me CARD
PASMO JCB GOLD
ANA To Me CARD
PASMO JCB
(ソラチカカード)
ANA VISA
Suicaカード
ANA JCB スーパー
フライヤーズ
ゴールドカード
ANAカード
(学生用)
JCBカード
ANAアメリカン・
エキスプレス・
ゴールド・カード
ANA
JCBカード
ZERO
Marriott Bonvoy
アメックス・
プレミアム・カード
ANA
ダイナースカード
ANAダイナース
プレミアムカード
ANA VISAプラチナ
プレミアムカード
年会費 初年度無料
2年目以降
2,200円(税込)
7,700円
(税込)
7,975円
(税込)
15,400円
(税込)
15,400円
(税込)
初年度無料
2年目以降
2,200円(税込)
初年度無料
2年目以降
2,200円(税込)
16,500円
(税込)
在学期間中
は無料
34,100円
(税込)
5年間無料
※入会時の年齢が
18歳以上29歳以下の方
(学生を除く)が対象
49,500円
(税込)
29,700円
(税込)
170,500円
(税込)
88,000円
(税込)
入会・継続
ボーナスマイル
1,000
マイル
1,000
マイル
2,000
マイル
2,000
マイル
2,000
マイル
1,000
マイル
1,000
マイル
2,000
マイル
(継続時のみ)
1,000
マイル
2,000
マイル
なし - 2,000
マイル
10,000
マイル
10,000
マイル
搭乗ボーナス
マイル
10% 10% 25% 25% 25% 10% 10% 40% 10% 25% 10% - 25% 50% 50%
マイル
還元率
0.50%
※移行手数料
ありの場合1.00%
1.00% 0.50%
※移行手数料
ありの場合1.00%
1.00% 1.00% 0.50%
※移行手数料
ありの場合1.00%
0.50%
※移行手数料
ありの場合1.00%
1.00% 0.50% 1.00% 0.50% 3.00% 1.00% 1.50% 1.50%
ANAJCBカード三井住友カードアメリカン・エキスプレスダイナースクラブの公式サイトをもとに筆者作成、2024年10月25日現在

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
(画像=MONEY TIMES編集部)

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカードとは、ANA一般カードや学生向けカードのように、年会費が安く入会・継続マイルがもらえるコストパフォーマンスの優れたカードや、ANAアメックスやダイナース プレミアムカードなど、航空券購入や利用額に応じて高いマイル還元率が得られるカードのことを指す。

旅行を充実させたいのであれば、ラウンジサービスや旅行保険、ホテル特典が充実したものも候補となるだろう。

編集部が厳選したANAマイルが貯まる最強のクレジットカードは、以下の15枚だ。

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選

上記のカードは、以下の基準に基づき、特に優れたものを選定した。

ANA一般カードは年会費が安く入会・継続特典で1,000マイル貯まる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANA一般カード(Visa、JCB、Mastercardから選択可)は年会費が初年度無料で2年目以降も2,200円と安く、ボーナスマイルがもらえるコストパフォーマンスに優れた1枚です。初めてANAマイルを貯めたい方や、普段の買い物でコツコツと貯めたい方におすすめの1枚です。

ANA一般カードの概要
年会費 初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

年会費が安くボーナスマイルが充実
ANA一般カードは年会費が他のANAカードと比較して安く、年会費の負担を抑えて持ち続けることができる。

搭乗ボーナスマイルが10%貯まるほか、入会・継続時にそれぞれ1,000マイルもらえるため、飛行機に乗る頻度が低くても毎年まとまったマイルを獲得できる点も魅力といえるだろう。

例えば、東京・札幌間で片道510マイル貯まる便を年に2回往復で利用すると、ANA一般カードなら1年間で次のように合計3,244マイルが貯まる。

入会・継続ボーナスマイル:1,000マイル
区間マイル:2,040(510×2往復×2回利用)
搭乗ボーナスマイル(区間マイルの10%):204マイル(51×2往復×2回利用)
====================
合計:3,244マイル

普段の買い物でもANAマイルをコツコツ貯められる
普段の買い物でもANA一般カードを利用すれば、さらにマイルを貯められる。マイル還元率はカードのランクを問わずあまり変わらず、ANA一般カードは1,000円で5マイル貯まる(移行手数料ありの場合は1,000円=10マイル)。

移行手数料はJCBなら年間5,500円、Visa、Mastercardなら6,600円だ。移行手数料を支払いマイル還元率を1,000円=10マイルにアップすれば、飛行機の利用頻度が低くても一般カードで効率良くマイルを貯めていけるだろう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は航空券購入のマイル還元が2.5%

ANA

(画像=ANAより引用)

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は、アメックスブランドとの提携カードです。マイル還元率が通常でも1.0%と高く、さらに航空券購入時は2.5%にアップします。年会費はJCBやVisaのANA一般カードと比べると高めですが、飛行機の利用頻度が高い方におすすめです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)の概要
年会費 7,700円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 1.0%
出典:ANA、2024年10月25日現在

ANA航空券の購入でマイル還元が2.5%に
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)なら、ANA航空券を購入すると100円=2.5マイル相当でマイルを獲得できる。例えば5万円の航空券を購入すると、1,250マイルが還元される。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)ではポイントプログラム「ANAアメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワード」を利用でき、旅行だけでなく普段の食事や買い物などのさまざまなシーンで利用代金100円につき1ポイント(メンバーシップ・リワードポイント)が貯まる。

さらに、ANAグループでの利用なら還元率が1.5倍にアップするため、普段から空港内ショップや機内サービスの利用頻度が高い人ほどお得に利用できるだろう。

ポイント移行コースに登録すればポイントが無期限になる
ポイントの有効期限は3年だが、一度でもANAマイルと交換すれば無期限になる。また、ANAマイルと交換しなくても、年間6,600円(税込)の移行手数料を支払いポイント移行コースに登録することでも無期限になり、マイルにも好きなタイミングで移行できるようになる。

女性デフォルト

ポイントの失効を心配することなく貯めてマイルへ移行し、無駄なく特典航空券との交換や座席アップグレードなどに活用できるでしょう。
初見きょうこ

ANA VISAワイドカードは年5回以上飛行機に乗る人におすすめのゴールドカード

ANA

(画像=ANAより引用)

ANA VISAワイドカードは、ゴールドカードに位置づけられるカードです。一般カードと比べて年会費は高くなるものの、入会・継続ボーナスマイルと搭乗ボーナスマイルが大きくアップします。飛行機に年間5回以上乗る方にとってはANA VISA一般カードよりお得です。

ANA VISAワイドカードの概要
年会費 7,975円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
マイル還元率 0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

入会・継続・搭乗時のボーナスマイルが魅力
ANA VISAワイドカード(年会費7,700円税別)とANA VISA一般カード(年会費2,200円税別)の入会・継続ボーナスマイルおよび搭乗ボーナスマイルを比較すると、VISAワイドカードなら入会・継続時に一般カードの2倍のマイルをまとめて獲得できる。搭乗時に貯まるマイル数も2.5倍だ。

ANA VISAワイドカード ANA VISA一般カード
入会・継続時ボーナスマイル 2,000マイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25% 10%
ANAより筆者作成、2024年10月25日現在

ここでは、年に5回(5往復)飛行機に乗った場合の、ANA VISAワイドカードと一般カードの1年間のマイルの貯まり方をシミュレーションする。通常フライトマイル(区間マイル)が片道510マイル貯まる便を例に見てみよう。

ANAワイドカード、一般カードでの年間獲得マイル数(フライトマイルが片道510マイル貯まる便を年に5往復)
カード 入会・継続ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル 合計
ANA VISAワイドカード 2,000マイル 6,370マイル(※1) 8,370マイル
ANA VISA一般カード 1,000マイル 5,610マイル(※2) 6,610マイル
※1.(510+510×25%)×2×5回=6,370マイル
※2.(510+510×10%)×2×5回=5,610マイル

以上のシミュレーションの結果、飛行機を同じ回数利用した場合でも、年間1,760マイルの差が出ることがわかった。1,760マイルを特典航空券に交換する場合、1マイル=5円相当とすれば、約8,800円の価値になる。

年会費を比較すると、ANA VISAワイドカードは7,975円、ANA VISA一般カードは2,200円で、その差は5,000円以上だ。しかし、年間で5回飛行機を利用する場合、ANA VISAワイドカードの方が年会費の差をカバーでき、さらにお得になるのだ。

なお、マイルの有効期限は3年間ですが、直接獲得できるボーナスマイルはポイントからの移行とは異なり、有効期限を延ばすことができませんので、その点に注意しましょう。
女性デフォルト

毎年飛行機に乗る回数が複数回あり、貯めたマイルをどんどん活用したい場合におすすめの1枚といえるでしょう。
初見きょうこ

ANAワイドゴールドカードはポイントからマイルへの交換レートが高くコツコツ貯められる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANAワイドゴールドカード(Visa、Mastercard、JCBから選択可)は、ポイントからマイルへの交換レートが1ポイント=2マイルと高いのが特徴です。

ANAワイドゴールドカードの概要
年会費 15,400円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
マイル還元率 1.00%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

移行手数料が無料!1ポイント=2マイルで交換できる
ANAワイドゴールドカードとANAスーパーフライヤーズゴールドカードは、移行手数料をかけず1ポイント=2マイルで交換することができる。

ANA一般カードやワイドカードは移行手数料6,600円を支払わなければ交換レートは1ポイント=1マイルのままのため、ワイドゴールドカードならではの強みといえる。

■ANAのゴールド・一般・ワイド・学生の移行手数料を比較
ANAワイドゴールドカード
ANAスーパーフライヤーズゴールドカード
ANA一般カード ANA VISAワイドカード
移行手数料 無料 6,600円 6,600円
マイル還元 1ポイント=2マイル 1ポイント=2マイル 1ポイント=2マイル

マイルを直接貯めるならANAワイドカード、ポイントからコツコツ貯めるならANAワイドゴールドカードがおすすめだ。

ANAワイドゴールドカードは入会・継続時に2,000マイル、搭乗時に25%のボーナスマイルをもらえる。これはANAワイドカードと同じ条件となっているが、これら2枚のカードの違いとしては、マイルを直接貯められるか、ポイントを貯めて移行手数料なしでマイルと交換できるかが挙げられる。

ANAワイドゴールドカードとANAワイドカードを比較
ANAワイドゴールドカード:ポイントを貯めて移行手数料なしでマイルと交換できる
ANAワイドカード:マイルを直接貯められる

ANAワイドカードはワイドゴールドカードの約半額の年会費で利用できるが、マイル還元率は移行手数料(6,600円)を支払わない限り0.5%のままだ。また、貯まったマイルは直接貯まるため、3年間の有効期限内に使い切る必要がある。

一方、ANAワイドゴールドカードは移行手数料なしでマイル還元率が1.00%と高く、貯めたポイントを好きなタイミングでマイルへ交換し、有効期限を延ばすことができる。

女性デフォルト

マイルを直接貯めつつ3年以内にどんどん使っていくスタイルならANAワイドカードが、ポイントからコツコツ3年以上にわたって貯めたいならワイドゴールドカードが向いています。マイルの貯め方、使い方を踏まえて自分に適したカードを選びましょう。
初見きょうこ

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは東京メトロを利用する人におすすめ

JCBカード

(画像=JCBカードより引用)

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDはANAカードとPASMOの機能を併せ持つクレジットカードです。ANAマイルとメトロポイント、JCBカードのOki Dokiポイントが貯まり、各ポイントをマイルへ移行することもできます。さらにゴールドカードならではの特典も充実しており、旅行傷害保険や空港ラウンジサービスも魅力です。

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDの概要
年会費 15,400円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
マイル還元率 1.00%
出典:JCBカード、2024年10月25日現在

移行手数料無料で各種ポイントをANAマイルへ交換できる
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDはJCBカードのOki Dokiポイントだけでなく、東京メトロの乗車やPASMO電子マネーの利用でメトロポイントが貯まる。貯めたOki Dokiポイントは1ポイント=10マイル、メトロポイントは100ポイント=90マイルで移行手数料をかけずに交換可能だ。

普段から通勤や通学で東京メトロを利用する方にぴったりの1枚といえるだろう。

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは付帯する旅行傷害保険の内容が充実しているうえ、国内外の空港ラウンジを無料または35米ドル(約5,000円/2024年11月)で利用できる。旅行や出張の機会が多い方にとっても良い選択肢になる。

国内外の旅行傷害保険の補償が手厚い
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは国内外の旅行傷害保険(自動付帯)の補償内容が手厚く、死亡・後遺障害の場合、海外なら最高1億円、国内なら最高5,000万円の補償を受けられる。

海外旅行傷害保険は、日本出国前に、航空券または参加する募集型企画旅行の代金をこのカードで支払うことで最高1億円の補償額となる。カードでの支払いがない場合は、最高補償額5,000万円となる。

国内主要空港内のラウンジを無料で利用できる&「ラウンジ・キー」サービスも付帯
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD会員なら、国内主要空港とハワイホノルル国際空港内の空港ラウンジを、カードを提示すれば無料で利用できる。ラウンジ内ではドリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧などのサービスを利用しながら、空港での待ち時間を快適に過ごせるだろう。

さらに、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDには世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジを35米ドル(約5,000円/2024年11月)で利用できる「ラウンジ・キー」サービスも付帯する。カードが入室証となるため事前手続きも不要で、ラウンジでこのカードと搭乗券または航空券を提示すれば利用可能だ。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は年会費が安くポイントをマイルへ好きなタイミングで交換可能

JCBカード

(画像=JCBカードより引用)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は年会費がANA一般カードと同等で安く、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDと同様にANAカードとPASMO機能が搭載されています。東京メトロの乗車、売店や自動販売機などでメトロポイントが貯まり、貯まったポイントをマイルに交換できます。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の概要
年会費 初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
詳細 公式サイト
出典:JCBカード、2024年10月25日現在

1枚で飛行機・メトロ・ショッピングをすべてカバー
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、オートチャージ機能搭載、定期券としても利用できるPASMO一体型のカードである。この1枚で、飛行機・メトロ・ショッピングがすべてカバーできる。

東京メトロ利用でメトロポイントが貯まり、JCB加盟店利用でOki Dokiポイントが貯まり、ANAグループ便利用でマイルが貯まる。

特に東京メトロの乗車、東京メトロの売店や自動販売機などでのPASMO利用でメトロポイントが貯まるのが特徴だ。

貯まったOki Dokiポイントやメトロポイントをマイルに交換できる
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)で貯めたOki Dokiポイントは1ポイント=5マイル、メトロポイントは100ポイント=90マイルで交換できる。

年間5,500円(税込)の移行手数料を支払い「10マイルコース」へ登録すればマイル還元率が2倍となり、1ポイント=10マイルで交換可能だ。

移行手数料がかかるのはマイルへ交換する年だけだ。コツコツと貯めたポイントを、数年に一度の頻度でマイルに交換することで、よりお得に活用することができる。

女性デフォルト

Oki DokiポイントとANAマイルの有効期限がそれぞれ3年です。Oki Dokiポイントの有効期限が近くなったタイミングでマイルに交換する、という貯め方をすれば、6年の長期間でマイルを貯められます。ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)はゆっくりと着実にマイルを貯めたい方に向いています。
初見きょうこ

ANA VISA Suicaカードはオートチャージでマイルが貯まる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANA VISA SuicaカードはANAカードとSuica機能を併せ持つクレジットカードです。航空券の購入だけでなく、Suica機能を使って電車やバスの乗車やショッピングなど、幅広く利用できます。Suicaのオートチャージサービスも利用でき、ANAマイレージ移行可能ポイントが貯まるのも特徴です。

ANA VISA Suicaカードの概要
年会費 初年度無料
2年目以降2,200円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
出典:三井住友カード、2024年10月25日現在

SuicaへのチャージでANAマイレージ移行可能ポイントが貯まる
ANA VISA Suicaカードは、ANAカードとSuica機能を併せ持つ一般カードだ。同カードは、モバイルSuicaや一体型Suicaへの入金(チャージ)、オートチャージにより「ANAマイレージ移行可能ポイント」が200円(税込)につき1ポイントが貯まる。このANAマイレージ移行可能ポイントは、1ポイント=1マイル(通常コース)でANAマイルに交換できる。

ANAマイレージクラブの会員かつ、JR東日本のSuicaを普段使いする方にぴったりの1枚といえるだろう。

2年に1回移行手数料を支払いポイントをマイルへ一気に交換する方法がおすすめ
貯めたANAマイレージ移行可能ポイントは、通常は1ポイント=1マイルで交換できる。しかし、移行手数料6,600円を支払えば還元率が2倍となり、1ポイント=2マイルでの交換が可能だ。

女性デフォルト

ANAマイレージ移行可能ポイントの有効期限は2年のため、毎年移行手数料を支払う必要はありません。2年に1度移行手数料を支払い、2年間で貯めたポイントをまとめて交換すると、年会費や移行手数料の負担を抑えつつマイルを効率良く貯められるでしょう。
初見きょうこ

ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードは搭乗ボーナスマイルが豪華

ANA

(画像=ANAより引用)
※画像はVisaのもの

ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードは、ANAの「ダイヤモンドサービス」または「プラチナサービス」メンバーが申し込めるクレジットカードです。搭乗ボーナスマイルが区間マイルの40%と非常に高い点が魅力です。
「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバーとは
ANAのプレミアムステータス会員のこと。1年間に積算されるANAのプレミアムポイントとライフソリューションサービス利用数、さらにANAカード会員の場合はANAカード・ANA Pay決済額の総額によってステータスが決まる。ステータスごとの達成条件は、公式サイトで確認できる。

ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードの概要
年会費 16,500円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル(継続時のみ)
搭乗ボーナスマイル 40%
マイル還元率 1.00%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

搭乗ボーナスマイル40%!年に数回のフライトでもマイルがどんどん貯まる
ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードは、搭乗ボーナスマイルが40%ととても高い。年に数回のフライトでもマイルがどんどん貯まるだろう。

例えば通常フライトマイル(区間マイル)が片道510マイル貯まる便であれば、1往復あたりに1,428マイル獲得できる。

● 区間マイル=510マイル(片道)
● ボーナスマイル:510マイル×40%=204マイル
● 片道で貯まる合計マイル数:510マイル+204マイル=714マイル
● 1往復で貯まるマイル数:714マイル×2=1,428マイル

さらに長距離のフライトや飛行機の利用回数が多い場合は、年会費の負担をカバーしつつ、より多くのマイルを短期間で貯められるだろう。

「ライフソリューションサービスボーナスマイル」でさらにマイルがザクザク貯まる
ANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードでは、「ライフソリューションサービスボーナスマイル」も獲得できる。

「ライフソリューションサービスボーナスマイル」とは
プレミアムメンバーやスーパーフライヤーズ会員が対象サービスを利用することでもらえるボーナスマイルのこと。対象サービスを利用する際、ANAマイレージクラブのお客様番号(10桁)を提示したり入力したりすると、通常の2倍のマイルが貯まる。
ライフソリューションサービスボーナスマイルの対象サービス
・ANA Mall
・ANAショッピング A-style
・ANA FESTA 空港売店
・ANA STORE @SKY 国内線機内販売
・ANA SKY SHOP 国際線機内免税品販売
・ANAトラベラーズ
・ANAのふるさと納税

出典:ANA公式サイト「プレミアムメンバー・スーパーフライヤーズ本会員限定ライフソリューションサービス ボーナスマイル」

例えばANA JCB スーパーフライヤーズ ゴールドカードで次のサービスや商品を購入した場合の獲得マイル数は2,300マイルだ。

・ANAトラベラーズで10万円の国内ツアーに参加
・国内線機内販売で5,000円の商品を購入
・空港売店のANA FESTAで1万円分のお土産を購入
女性デフォルト

以上の利用代金は合計11万5,000円のため、通常の会員なら100円=1マイルで合計1,150マイルが貯まる計算です。しかし、スーパーフライヤーズ会員ならライフソリューションサービスボーナスマイルが適用されるため、2倍の2,300マイルが貯まるのです。
初見きょうこ

ANAカード(学生用)JCBカードは年会費無料!スマートU25でお得に乗れてマイルも貯まる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANAカード(学生用)JCBカードは、在学期間中は年会費無料で利用できます。マイルの移行手数料もかかりません。さらに、お得な運賃で飛行機に乗れる「スマートU25」もカードと併せて利用すれば、マイルが2倍貯まります。

ANAカード(学生用)JCBカードの概要
年会費 在学期間中は無料
入会・継続ボーナスマイル 1,000マイル
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 0.50%
詳細 公式サイト
出典:JCBカード、2024年10月25日現在

年会費とマイル移行手数料が無料で学生でも負担なくマイルを貯められる
ANAカード(学生用)JCBカードはANA一般カードと同様に、入会時と毎年のカード継続時に1,000マイルが貯まる。

年会費無料でも、毎年まとまったマイルを獲得できる点が大きな魅力といえるだろう。移行手数料もかからないため、手数料の負担なくマイルを貯められる。

「スマートU25」運賃でお得に飛行機に乗れて、マイルも2倍貯まる
ANAカード(学生用)JCBカードでは「スマートU25」運賃でお得に飛行機に乗れて、マイルも2倍貯まる。

「スマートU25」とは
当日予約でお得な運賃で国内線に乗れるサービスのこと。12歳以上25歳以下のANAマイレージクラブ会員が購入できる。

スマートU25の運賃例は下記の通り。

・東京札幌……8,910円(通常運賃:43,100円)
・東京大阪……6,930円(通常運賃:29,000円)
・東京福岡……8,910円(通常運賃:47,400円)
・東京沖縄……9,900円(通常運賃:52,500円)

出典:「スマートU25 運賃表」「普通席運賃表」(2024年10月25日現在)

U25の航空券は、次の手順で購入できる。

「スマートU25」航空券の購入手順
  • ANAのWebサイト、アプリ、空港カウンターのいずれかで購入する
    ANAマイレージクラブ会員は、ANAのWebサイト、アプリ、空港カウンターで搭乗日当日の0時からU25の航空券を予約・購入できる(※ここでは、Webサイトまたはアプリで購入する手順を見ていこう)。
  • ANAのアプリまたはWebサイトを開く
    ANAマイレージクラブのアカウントにログインしよう。
  • 予約画面で目的地や日付などを入力する
    通常の航空券の予約手順と同様に、目的地や日付、片道か往復かなどの条件を選択する。
  • 運賃種別でスマートU25を選ぶ
    搭乗する便を選び、スマートU25を選択しよう。その後は通常の予約と同じ手順で航空券を購入できる。

通常は区間基本マイレージに対するマイル積算率が50%だが、学生カード会員ならU25運賃の支払いで積算率が100%となり、マイルが2倍貯まる。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは一定額以上の利用でANA SKY コインを1万コインもらえる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)からさらに入会・継続・搭乗時のボーナスマイルがアップした1枚です。年会費は高めですが、ポイントの年間移行数に上限がなく、さらにANA SKY コイン獲得プログラムを利用できるなどメリットが豊富です。1年間で300万円以上のカード利用が見込める場合におすすめのカードとなっています。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの概要
年会費 34,100円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
マイル還元率 1.00%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

年間300万円以上の利用でANA SKY コインを1万コインもらえる
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANA SKY コイン獲得プログラムの対象カードだ。1年間で300万円以上カードを利用すると、ANA SKY コインを1万コイン(1万円相当)獲得できる。

ANA SKY コインとは
ANAのWebサイトから航空券や旅行商品を購入する際に10コイン単位(10円相当)で支払いに利用できる電子クーポンのこと。航空券と交換するためのマイルが足りない場合でも、ANA SKY コインなら10円単位で使えるため、旅行代金の支払いに充てることができる。

入会・継続・搭乗時のボーナスマイルが豪華
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)と比べて入会・継続・搭乗時のボーナスマイルが豪華なのが特徴だ。 具体的に、入会・継続ボーナスマイルが一般カードの2倍、搭乗時のボーナスマイルは2.5倍となっている。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)のマイル還元を比較
ANAアメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・
カード(一般)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル 1,000マイル
搭乗時のボーナスマイル 通常フライトマイル(区間マイル)の25% 区間マイルの10%

ここでは、年間で飛行機に10回(10往復)乗る場合を例に、1年間でどれくらいマイルが貯まるのかをシミュレーションする。通常フライトマイル(区間マイル)が片道510マイル貯まる便を例にとると、1年間に合計1万4,740マイル貯まる計算になる。

入会・継続ボーナスマイル:2,000マイル
通常フライトマイル(区間マイル):10,200(1,020(510×2)×10回)
搭乗ボーナスマイル(25%):10,200×25%=2,550マイル
====================
合計:1万4,750マイル

特典航空券と交換する場合の1マイルあたりの価値は、利用区間や必要マイル数によって異なる。1マイルあたり5円とすると、上記のシミュレーションの1万4,750マイルは7万3,750円分の価値があると計算できる。

女性デフォルト

さらに年間300万円以上のカード利用でANA SKY コインを1万円相当分も獲得できると考えると、飛行機を高頻度で利用する方にとっては、3万4,100円の年会費を支払う価値が十分にあるといえるでしょう。
初見きょうこ

ポイントは年間移行数に上限がなく、無期限で貯まる
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、カード利用額100円につき1ポイントのメンバーシップ・リワードポイントが貯まる。

ゴールドカードの場合、メンバーシップ・リワードポイントの有効期限がなくなる。また、ポイントのマイル移行について、年間移行数の上限もない。貯めたポイントを好きなタイミングで1,000ポイント(=1,000マイル)単位でマイルへ移行できる。

ANA JCBカード ZEROは29歳以下限定!年会費が5年間無料でマイルが貯まる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANA JCBカード ZERO は、18歳以上29歳以下の方限定の一般カードです。入会時から5年間年会費が無料となり、ANA一般カードと同じ搭乗ボーナスマイルとマイル還元率で利用可能です。

ANA JCBカード ZEROの概要
年会費 5年間無料
※入会時の年齢が18歳以上29歳以下の方
(学生を除く)が対象
入会・継続ボーナスマイル なし
搭乗ボーナスマイル 10%
マイル還元率 0.50%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

入会から5年間年会費無料で利用できる!
ANA JCBカード ZEROは、18歳以上29歳以下の方限定のクレジットカードだ。例えば、20歳で入会を申し込んだ場合は、5年後の25歳まで年会費無料で利用可能だ。

有効期限が来ると、ANA JCB一般カード(年会費2,200円)に自動的に切り替えられる。

ANA JCBカード ZEROは年会費が5年間無料でありながら、搭乗ボーナスマイルやマイル還元率がANA一般カードと同じというメリットがある。

ただし、ANA JCBカード ZEROは入会・継続ボーナスマイルはもらえません。少しずつマイルを貯めたい方、年会費の負担なく初めてマイルを貯めてみたい方に向いているといえるでしょう。
女性デフォルト

入会時やカード継続時にまとまったマイルを獲得したい場合は、ANA JCB一般カードのほうが効率良くマイルを貯められるでしょう。2年目以降は年会費がかかるものの、マイル還元率も移行手数料ありの場合は1.00%にアップします。
初見きょうこ

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードはホテル滞在で25%のボーナスポイントを獲得できる

アメリカン・エキスプレス

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードはMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が自動で付与され、参加ホテルへの宿泊やレストラン、サービス利用で高いポイント還元を受けられます。貯めたポイントをANAマイルに効率良く交換できるのが特徴です。
女性デフォルト

高還元で貯めたポイントを一気にANAマイルへ交換できるため、Marriott Bonvoy関連の施設やサービスをよく利用する方に向いています。
初見きょうこ

Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードの概要
年会費 49,500円(税込)
入会・継続ボーナスマイル -
搭乗ボーナスマイル -
マイル還元率 3.00%
詳細 公式サイト
出典:アメリカン・エキスプレス、2024年10月25日現在

Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が付与され25%のボーナスポイントが貯まる
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カード会員には、Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が自動付与される。Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格は、通常なら年間25泊以上の宿泊を達成しなければ取得できない。

ゴールドエリート会員は、Marriott Bonvoyロイヤルティプログラムに参加しているホテルを利用すると、通常会員に対して25%のボーナスポイントを獲得できる(通常1米ドル=10ポイントのところ、1米ドル=12.5ポイント)。

Marriott Bonvoyロイヤルティプログラムに参加しているホテル
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道
ウェスティンホテル仙台
ザ・リッツ・カールトン日光

例えば、1泊300米ドルのホテルへ宿泊した場合は、通常会員だと3,000ポイント、ゴールドエリート会員なら3,750ポイントが貯まる。

還元率が高く貯めたポイントはANAマイルへ3ポイント=1マイルで移行可能
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードは還元率が高く、貯めたポイントはANAマイルへ3ポイント=1マイルで移行できる。

Marriott Bonvoy参加ホテルでは、宿泊やレストランなどでMarriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードを利用すると利用額100円につき6ポイントが貯まる。普段の買い物でも100円につき3ポイントが貯まる。

貯めたポイントはANAマイルに3ポイント=1マイルで交換できる。マイル移行の年間上限がなく移行手数料も無料のため、費用負担を抑えてマイルを貯められるだろう。

また、一度に6万ポイント以上を移行すると、6万ポイントごとにボーナスマイルとして5,000マイルが付与される。6万ポイントを移行すれば合計2万5,000マイル、12万ポイントの移行なら合計5万マイルも一気に貯まる計算だ。

ANAダイナースカードはポイントに有効期限もマイル移行上限もない

ダイナースクラブ

(画像=ダイナースクラブより引用)

ANAダイナースカードは入会・継続・搭乗時にもらえるボーナスマイルがゴールドカードと同等のステータスカードです。ポイントからマイルへの移行手数料や移行上限数なしでマイルが貯まる点が魅力です。

ANAダイナースカードの概要
年会費 29,700円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 25%
マイル還元率 1.00%
詳細 公式サイト
出典:ダイナースクラブ、2024年10月25日現在

年間の移行上限がなく移行手数料無料で1ポイント=1マイルで移行できる
ANAダイナースカードはカード利用額100円利用につき1リワードポイントが貯まり、1ポイント=1マイルで移行できる。ポイントからマイルへの以降について、年間の上限がなく手数料もかからない。貯めたポイントを好きなタイミングで無駄なく移行できる点がメリットだ。

ANA SKY コインならポイントから1.2倍で交換可能
カード利用で貯まったリワードポイントは、航空券や旅行商品の購入に使える電子クーポンのANA SKY コインに交換することも可能だ。

1,000ポイント単位で交換できるが、ANAダイナースカード会員なら1,000ポイント=1,200コインで交換できる。1.2倍の交換レートで利用できるため、ANAの利用頻度が高い方はマイル移行と併せてお得に活用できる。

ANAダイナース プレミアムカードは招待制で100円につき最大4.5マイル相当を獲得できる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANAダイナース プレミアムカード、ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカードは、ダイナースクラブおよびANAの所定の基準をクリアした会員だけが持てる招待制のカードです。ボーナスマイルもマイル還元率も、プレミアムカードならではの高水準を誇ります。

ANAダイナース プレミアムカード、ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカードの概要
年会費 170,500円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 10,000マイル
搭乗ボーナスマイル 50%
マイル還元率 1.50%
詳細 公式サイト
出典:ダイナースクラブ、2024年10月25日現在

100円につき最大4.5マイル相当を獲得できる
ダイナース プレミアムカードは100円につき最大4.5マイル相当を獲得できる。内訳は、通常ポイント1.0%、ANAグループでの利用による加算ポイント1.5%、ANAカードマイルプラス加盟店での獲得マイル最大1.0%、ANAグループでの利用による加算マイル1.0%だ。

・通常ポイント……1.0%
・プレミアム・ボーナスポイント……+0.5%(ANAグループでの利用なら+1.5%)
・ANAカードマイルプラス加盟店での獲得マイル……0.5~1.0%(ANAグループでの利用なら1.5~2.0%)

ダイナース プレミアムカードはカード利用額100円ごとに1ポイントの通常ポイントに加えて、プレミアム・ボーナスポイントが0.5ポイント加算されるため、100円ごとに合計1.5ポイントを獲得できる。

また、ANA航空券の購入や機内販売などのANAグループでの利用なら通常ポイントに1.5ポイントが加算され、100円ごとに2.5ポイント貯まる。

さらに、カード利用によってポイントだけでなくマイルも積算される。コンビニや百貨店などのANAカードマイルプラス加盟店での利用で、100円または200円につき1マイルが貯まる。

ポイントと同様に、ANAグループでの利用ならさらに100円につき1マイルの合計2マイルを獲得できるため、日常的な買い物でもマイルが貯まりやすい。

女性デフォルト

このカードは、搭乗以外のシーンでも効率的にマイルが貯まるハイステータスカードです。高額な年会費に見合った価値を引き出せる方、特に出張や旅行が多いエグゼクティブ層の方はANAダイナースクラブカードでクレヒスを磨き、インビテーションを狙いたいですね。
初見きょうこ

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に10,000マイルもらえる

ANA

(画像=ANAより引用)

ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に1万マイルがもらえるため、毎年確実にまとまったマイルを貯められます。搭乗ボーナスマイル積算率も50%と非常に高いです。招待制ではないためダイナース プレミアムカードよりも入会ハードルが低く、ハイランクなカードでマイルをどんどん貯めたい方にぴったりです。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードの概要
年会費 88,000円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 10,000マイル
搭乗ボーナスマイル 50%
マイル還元率 1.50%
詳細 公式サイト
出典:ANA、2024年10月25日現在

ANAダイナース プレミアムカードよりも入会ハードルが低い
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは申し込み制で、原則として満20歳以上で本人に安定継続収入のある、独自の審査基準を満たす方が対象だ。

ステータスの高いANAカードを持ちたいけれど、招待制のANAダイナース プレミアムカードやANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカードはハードルが高いと感じる方にもおすすめの1枚といえる。

年会費は8万8,000円で、ダイナース プレミアムカードよりも82,500円お得だ。それにもかかわらず、入会・継続ボーナスマイルや搭乗時のマイル還元率がダイナース プレミアムカードと同等である点が魅力だろう。

貯めたVポイントはANAマイルに移行手数料無料で移行可能
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、利用額200円につき1ポイントのVポイントが貯まる。

貯まったVポイントは、移行手数料無料で1ポイント=3マイルで移行できる。

楽天Edyの支払いやチャージでもマイルが貯まる
さらに、プリペイド式電子マネーの楽天Edyの支払いやチャージでもマイルが貯まる。

女性デフォルト

利用額200円につき1マイル獲得でき、1万マイル=1万円分の楽天Edyに交換することも可能です。交換した楽天Edyでの支払いでもマイルが貯まるため、日常的に使う電子マネーが楽天Edyの場合もおすすめといえるでしょう。
初見きょうこ

最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯
ANA VISAプラチナ プレミアムカードには、海外旅行傷害保険が自動付帯されており、本会員は最高1億円、家族特約対象者は最高1,000万円まで補償される。さらに、年間500万円までのショッピング補償も付帯している。

ゴールドカードとプラチナ プレミアムカードを比較

マイルを貯めるためのカードとして、ゴールドカードとプラチナ プレミアムカードのどちらにすべきか悩む方もいるのではないだろうか。ここでは、ANA VISAプラチナ プレミアムカードと、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでマイルの貯まり方を比較してみよう。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードとANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの比較
ANA VISAプラチナ
プレミアムカード
ANAアメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
年会費 88,000円(税込) 34,100円(税込)
入会・継続ボーナスマイル 10,000マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 50% 25%
マイル還元率 1.50% 1.00%
出典:ANA、2024年10月25日現在

2枚のカードの年会費には5万3,900円の差があり、ANA VISAプラチナ プレミアムカードの年会費はANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの約2.6倍に相当する。

年間で飛行機に10回(10往復)乗り、通常フライトマイル(区間マイル)が片道510マイル貯まると仮定する。1年間で貯まるマイルは下表の通り、プラチナ プレミアムカードのほうが1万560マイル多い。1マイルあたりの価値を5円とすると、5万2,800円相当の差となる。

ANA VISAプラチナ
プレミアムカード
ANAアメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
入会・継続ボーナスマイル 10,000マイル 2,000マイル
搭乗ボーナスマイル 1万5,300マイル 1万2,740マイル
合計 2万5,300マイル 1万4,740マイル

これは、年会費の差額の5万3,900円とほとんど同等であり、さらにプラチナ プレミアムカードにはゴールドカード以上の特典や優待サービスがあることも考慮すると、ANAをよく利用する方にとっては十分に検討する価値があるといえる。

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカードの選び方

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
(画像=MONEY TIMES編集部)

ANAマイルが貯まるクレジットカードは、次の7つのポイントに注目して選ぶと、自分にとって最強といえる1枚を見つけやすい。

飛行機に乗る頻度に応じたカードランク

ANAマイルが貯まるクレジットカードを選ぶ際、まずは飛行機の利用頻度に合ったカードランクかどうかを考えることが大切です。飛行機を年間何回程度利用するのかに応じて、マイルが貯まりやすいクレジットカードのランクは変わるからです。

飛行機に年間1~3回程度乗るのであればANA一般カード、年間4回以上乗る場合はゴールドカード、年間10回以上乗る場合はプレミアムカードが向いている。

年間1~3回程度しか飛行機に乗らない場合は一般カード
年間1~3回程度しか飛行機に乗らない場合はANAの一般カードを選ぼう。例えばANA一般カードは年会費が初年度無料で、次年度以降も2,200円(税込)と、他のクレジットカードよりも年会費が安い。
※ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は年会費7,700円(税込)

そのため、飛行機の利用頻度が低くても、一般カードであればコストパフォーマンス良く所有できる。ANA一般カードは、搭乗時に獲得できるボーナスマイルが10%と少なめだが、入会・継続時にボーナスマイルとしてそれぞれ1,000マイルもらえる。飛行機にあまり乗らない人でも持っているだけでマイルをこつこつと貯められるだろう。

>>ANA一般カードは年会費が安く入会・継続特典で1,000マイル貯まる

年間4回以上飛行機に乗る場合はゴールドカード
年間4回以上飛行機に乗る場合はゴールドカードがお得な選択肢となる。例えばANAゴールドカードの年会費は1万5,400円(税込)と一般カードよりも高めだが、搭乗時のボーナスマイル率が25%と大幅にアップする。
※ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは年会費3万4,100円(税込)

頻繁に飛行機に乗る方はもちろん、長距離フライトが多い場合も効率良くマイルを貯められるだろう。入会・継続時にもらえるボーナスマイルが2,000マイルと多い点もANAゴールドカードの魅力だ。

>>ANAワイドゴールドカードはポイントからマイルへの交換レートが高くコツコツ貯められる

年間10回以上飛行機に乗る場合はプラチナカード
旅行や出張の機会が多く、年間10回以上飛行機に乗るのであれば、ANAプレミアムカードを検討する価値が十分にある。年会費は国際ブランドごとに異なり7万7,000円~17万500円(税込)と高額だが、搭乗時のボーナスマイルが50%と非常に高く、入会・継続時も1万マイル獲得できる。

さらに空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスなどの特典も充実しているため、ANAの飛行機やANA系列サービスを毎月のように利用するのであればANAプレミアムカードは最適なクレジットカードといえる。

女性デフォルト

ANAマイルを特典航空券として交換するための必要マイル数は、利用シーズンと区間ごとに異なります。国内線の場合は最低6,000マイルから必要なため、貯めたマイルを航空券と交換したい場合は6,000マイル以上を効率良く貯められるクレジットカードを選ぶことが望ましいでしょう。
初見きょうこ

>>ANAダイナース プレミアムカードはさらにマイルが貯まる
>>ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に10,000マイルもらえる

【飛行機の利用回数別】ANAの一般・ゴールド・プラチナカードの年間獲得マイル数を比較!

東京・札幌間を例として、ANAの一般カード、ゴールドカード、プレミアムカード(JCB)での利用回数別の年間獲得マイル数を比べてみよう。

東京(羽田・成田空港)と札幌(新千歳空港)の通常フライトマイル(区間マイル):510マイル
搭乗ボーナスマイル:51マイル(区間マイルの10%)
====================
合計561マイル、同条件の往復航空券なら、1,122マイル

ANA一般カードでの利用回数別の年間獲得マイル数(年会費無料・次年度以降2,200円(税込))
飛行機の利用回数
(往復)
入会・継続ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル
(10%)
合計
1回 1,000マイル 1,122マイル 2,122マイル
2回 1,000マイル 2,244マイル 3,244マイル
3回 1,000マイル 3,366マイル 4,366マイル
4回 1,000マイル 4,488マイル 5,488マイル
5回 1,000マイル 5,610マイル 6,610マイル
※ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)は年会費7,700円(税込)

ANAゴールドカードでの利用回数別の年間獲得マイル数(年会費1万5,400円(税込))
飛行機の利用回数
(往復)
入会・継続ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル
(25%)
合計
1回 2,000マイル 1,274マイル 3,274マイル
2回 2,000マイル 2,548マイル 4,548マイル
3回 2,000マイル 3,822マイル 5,822マイル
4回 2,000マイル 5,096マイル 7,096マイル
5回 2,000マイル 6,370マイル 8,370マイル
※ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは年会費3万4,100円(税込)

ANAプレミアムカード(JCB)での利用回数別の年間獲得マイル数(年会費7万7,000円(税込))
飛行機の利用回数
(往復)
入会・継続ボーナスマイル 搭乗ボーナスマイル
(25%)
合計
1回 10,000マイル 1,530マイル 11,530マイル
2回 10,000マイル 3,060マイル 13,060マイル
3回 10,000マイル 4,590マイル 14,590マイル
4回 10,000マイル 6,120マイル 16,120マイル
5回 10,000マイル 7,650マイル 17,650マイル

今回の東京・札幌間のシミュレーションで考えると、ANA一般カードの場合は年間5回以上の飛行機利用で6,000マイル以上貯めることができる。

一方、ANAゴールドカードは同じ利用区間でも、年間4回以上の搭乗で7,000マイル以上貯められる。

この7,000マイルを特典航空券に交換する場合、1マイル=5円相当と仮定すれば、約3万5,000円の価値に相当する。

年間4回以上飛行機に乗る方であれば、年会費を支払ってもANAゴールドカードを検討する価値があるといえるだろう。

>>ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは一定額以上の利用でANA SKY コインを1万コインもらえる

ANAプレミアムカード(JCB)では、1回の搭乗で1万1,530マイルを貯めることができ、5回利用すれば1万7,000マイル以上を獲得可能だ。このマイルを特典航空券に交換する場合、1マイル=5円相当とすれば、約8万5,000円の価値になる。年会費は7万7,000円以上と高めだが、飛行機の利用頻度によっては年会費を十分にカバーできるメリットがあるだろう。

マイルが非常に貯まりやすいため、ANAの特典や系列サービスを多く利用するのであれば検討したいところだ。

>>ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に10,000マイルもらえる

フライトマイルの計算方法
ANAの国内線フライトマイルは、以下の計算方法で算出できる。

区間基本マイレージ×予約クラス・利用運賃倍率
区間基本マイレージとは、搭乗区間ごとに定められたマイル数を指す。飛行距離が長いほど積算されるマイル数も多くなる。

予約クラスとは、アルファベット1文字で表記される席のクラスを指す。

利用運賃とは、普通運賃や割引運賃などの運賃タイプを指す。割引率が高い航空券は積算率が低く、割引率が低い航空券は高く設定されている。

東京発着路線の区間基本マイレージを、運賃積算率100%の東京・札幌間を例にシミュレーションする手順は次の通りである。

東京(羽田・成田空港)と札幌(新千歳空港)の区間基本マイレージは510だ。これは積算率100%とした場合に、通常フライトマイル(区間マイル)が片道で510マイル、同じ条件で飛行機に乗れば往復で1,020マイル貯まるという意味である。

そして、ANAカードのようにマイルの貯まるクレジットカードなら、上記の獲得マイルにさらに搭乗ボーナスマイルを追加できる。計算式は次の通りだ。

区間基本マイレージ×予約クラス・利用運賃倍率×搭乗ボーナスマイル
上記の片道航空券で獲得できた510マイルに、ANA一般カードの搭乗ボーナスマイル10%を積算する場合は下記のようになる。

510マイル×搭乗ボーナスマイル10%=51マイル
したがって、今回のシミュレーションでは通常フライトマイル(区間マイル)510マイルと搭乗ボーナスマイル51マイルで、合計561マイルを獲得できる。同条件の往復航空券なら、1,122マイルだ。

ANAゴールドカードやプレミアムカードの場合は、搭乗ボーナスマイルをそれぞれ25%、50%として同様に計算すればよい。

クレジットカードのランクによって異なる要素にも注目

クレジットカードには一般、ゴールド、プラチナといったランクが存在するが、ランクによって年会費のほか、ボーナスマイルやマイルへの交換レート、付帯サービスなどが変わってくる点にも留意したい。

・年会費
・入会時とカード継続時のボーナスマイル
・搭乗時のボーナスマイル
・マイル交換レート
・付帯サービス
・対応している国際ブランド

以上のうち、マイルを効率良く貯めるために特に注目したいのが「入会時とカード継続時のボーナスマイル」と「搭乗時のボーナスマイル」だ。

入会・継続時には、1,000マイルや2,000マイルとまとまったマイルを毎年確実に獲得できる。

また、先ほどの獲得マイル数のシミュレーションからも、積算率(区間マイルに対して追加でもらえるマイルの割合)が高ければ高いほど、同じ条件で飛行機に乗ったとしても最終的に獲得できるマイル数が大きく変わってくることがわかる。飛行機の利用頻度が高い方は、ゴールド以上のランクのクレジットカードがおすすめだ。

女性デフォルト

まとめると、飛行機の利用頻度は年間1~3回程度と低いものの、こつこつと着実にマイルを貯めるなら一般カード、飛行機の利用頻度が年間4回以上と高く、年会費の負担をカバーできるほどのマイル数が期待できるならゴールド以上のランクのクレジットカードが適しているといえます。
初見きょうこ

>>ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選

ポイントからマイルへの交換レートが高いか

ANAマイルへの交換が可能なポイントについては、どのようなポイントが交換対象なのかと併せて、交換率(交換レート)にも注目しましょう。クレジットカードの種類や申し込むコースによって、交換レートが異なるためです。

ANAマイルへ交換できる提携ポイントは80種類もある(2024年10月現在の情報)。代表的なポイントとしては、Vポイントや楽天ポイントなどが挙げられる。

ANAマイルへ交換できる代表的な提携ポイント
・Vポイント(500ポイント=250マイルで交換可能)
・TOKYU POINT(1,000ポイント=750マイルで交換可能※)
・楽天ポイント(2ポイント=1マイルで交換可能)
・nanacoポイント(500ポイント=250マイルで交換可能)

※ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(TOKYU×ANAカード)の場合。他のカード利用の場合は1,000ポイント=500マイル
出典:ANA公式サイト「提携ポイント

以上のうち、交換レートが特に高いのはTOKYU POINTの75%だ。

例えばVポイントを5,000ポイント貯めた場合、すべてANAマイルに交換すると2,500マイルになる。一方、TOKYU×ANAカードで貯まるTOKYU POINTなら、同じ5,000ポイントを3,750マイルに交換可能だ。つまり、Vポイントと比べて1,250マイル多く貯まる計算だ。

女性デフォルト

普段そのクレジットカードを主に利用するシーンをイメージして、どのポイントが貯まりやすく、よりお得にANAマイルへ交換できるのかを考慮することが大切です。例えばTOKYU POINTは東急線の利用で乗車金額の3%が付与されるため、東急線を頻繁に利用する人はマイルも貯めやすいでしょう。
初見きょうこ

ポイントからマイルへの移行手数料が安いか

各種ポイントのANAマイルへの交換レートと併せて確認したいのが、移行手数料です。交換レートが高いとしても、移行手数料の負担が大きいとお得に交換できるとはいえません。

交換レートと同様に、ポイントからANAマイルへの移行手数料はカードの種類やコースごとに異なる。無料のものもあれば、年間5,000円以上かかるものもある。

ポイントやクレジットカードごとの移行手数料の詳細は、ANA公式サイトで確認できる。

ここでは、ANA JCBカードのOki DokiポイントプログラムをANAマイルへ移行する場合を例に見てみよう。このカードの移行手数料は、次の通りだ。

カードの種類 移行手数料(年間)
プレミアム、ゴールド、
学生用、ZERO
無料
ワイド、一般 10マイルコース:5,500円(税込)
5マイルコース:無料

上表からわかるように、ANA JCBカードの場合はワイドカードと一般カードで10マイルコースに申し込むと、年間5,500円(税込)の移行手数料がかかる。10マイルコースとは、1,000円の買い物につき1ポイント貯まり、それを10マイルと交換できるコースだ。

プレミアムカードやゴールドカードなら移行手数料はかからない。

年会費が安いクレジットカードでも、ポイントからマイルへの移行方法によっては年会費と同等かそれ以上の負担が発生することもあるため注意しましょう。

>>ANAワイドゴールドカードはポイントからマイルへの交換レートが高くコツコツ貯められる

ボーナスマイルで年会費を払拭してさらにお得にマイルが貯まる

ANAマイルを効率良く貯めるために、搭乗時や入会・継続時にもらえるボーナスマイルが多いゴールドカードやプレミアムカードを検討する方もいるでしょう。その場合は、高額な年会費をボーナスマイルでカバーした上で、お得にマイルを貯められるかどうかを考慮します。

ANAゴールドカードとプレミアムカードを例にとると、ゴールドカードの年会費は1万5,400円(税込)、プレミアムカードの年会費は7万7,000円~17万500円と高額である。しかし年間搭乗回数や移動距離、ハイグレードなサービスの利用頻度によっては、高額な年会費を払う価値がある。

ANAゴールドカードは搭乗時のボーナスマイルが25%、入会・継続時にそれぞれもらえるボーナスマイルが2,000マイルとなっている。

先述した東京・札幌間のシミュレーションでは、年間5回以上の搭乗で6,000マイル以上貯められることがわかった。さらに入会または継続で2,000マイル獲得できるため、1年間で5回以上飛行機を利用するなら8,000マイル以上貯まると計算できる。

1マイルの価値を5円とすると、年会費を大きく上回る4万円相当のマイルを獲得できる。

普段の買い物で貯めたポイントもマイルへ移行すれば、さらに効率良く貯められるため、使い方次第で年会費の負担を十分にカバーできるといえる。

ANAプレミアムカードは搭乗時のボーナスマイルが50%と非常に高く、入会・継続時も1万マイル獲得できる。移動距離によっては、搭乗時のボーナスマイルだけでも次の旅の航空券分に相当するマイルを貯めることもできるだろう。

また、プラチナ・プレミアムランクのカードは、ボーナスマイルだけでなく空港ラウンジサービスをはじめとしたハイグレードなサービスも充実しているため、空港を頻繁に利用する方にとっては年会費を負担する価値があるといえる。

>>ANA VISAプラチナ プレミアムカードは入会・継続時に10,000マイルもらえる

マイルとポイントの有効期限

数年かけて少しずつマイルを貯めるなら、マイルだけでなくマイルへ移行するポイントの有効期限も確認しましょう。

ANAマイルの有効期限は積算月の36ヵ月後の月末までだ(※出典:ANA公式)。それに対し、マイルへ移行するポイントは種類によって期限が異なる。有効期限の長いポイントなら交換しない限り長く温存でき、長期間でマイルを貯めることができる。

搭乗時のボーナスマイルや入会・継続時にもらえるボーナスマイルは直接マイルが貯まるため、ポイントとは違って3年で失効する点に注意しましょう。例えば、2024年10月に積算されたマイルの有効期限は、2027年10月末までとなります。

時間をかけてマイルを貯めるなら有効期限の長いポイントから移行するのがおすすめだ。

ANAマイルに移行できるポイントの有効期限は、ポイントやクレジットカードの種類によって異なる。例えば、ANAカードのVポイントのうち、ANAマイレージ移行可能ポイントの有効期限はプラチナカードで4年、ゴールドカードで3年となっている。

女性デフォルト

失効時期の近いポイントをANAマイルへ移行すれば、移行が反映された時点から36ヵ月後まで有効期限を延ばせるため、長い時間をかけてマイルを貯めていくことができるでしょう。
初見きょうこ

国際ブランドは最も貯まりやすいのはアメックス、どこでも使えるのはVisa

ANAの一般カードでマイルが最も効率良く貯まる国際ブランドは、アメリカン・エキスプレスです。同じく一般カードのうちJCBとVisaで悩んだ場合は、海外旅行に安心して持って行きたいなら加盟店が多いVisa、マイルへの移行手数料を抑えたいならJCBを選びましょう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの概要
年会費 7,700円(税込)
マイルへの移行手数料 6,600円
マイル還元率 1.00%
搭乗ボーナスマイル 10%
有効期限 ポイント:3年
(ポイント移行コースへ登録すれば無期限)
ANAマイル:3年
その他の特典 入会・継続ボーナス:1,000マイル
ANA航空券や旅行商品などの
ANAグループでの利用はポイント1.5倍
出典:ANAアメリカン・エキスプレス・カード、2024年10月25日現在

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは普段の買い物でも利用代金100円につき1ポイントが貯まる。さらにANAグループでカードを利用すれば、通常の1.5倍のポイントが貯まる点が魅力だ。

「ポイント移行コース」へ登録すればポイントの有効期間が無期限になるため、好きなタイミングでポイントをANAマイルへ移行できる。

ただし、アメックスはVisaと比べると加盟店が少なく、特に海外では使い勝手の良さで劣る点に留意しましょう。

ANA JCB一般カードとANA Visa一般カードのスペックを比較
ANA JCB一般カード ANA Visa一般カード
年会費 2,200円(税込)
※初年度無料
2,200円(税込)
※初年度無料
マイルへの
移行手数料
10マイルコース:5,500円
5マイルコース:無料
6,600円
マイル還元率 0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
0.50%
※移行手数料ありの場合1.00%
搭乗ボーナスマイル 10% 10%
有効期限 Oki Dokiポイント:2年
ANAマイル:3年
ANAマイレージ移行可能ポイント:2年
ANAマイル:3年
その他の特典 入会・継続ボーナス:1,000マイル 入会・継続ボーナス:1,000マイル
出典:ANA JCBカードANA Visaカード、2024年10月25日現在

JCBとVisaのANA一般カードは年会費やマイル還元率、ポイントとマイルの有効期限などが同じ要素が多いが、移行手数料や使い勝手の良さに違いがある。

まず、JCBのメリットはマイルへの移行手数料がVisaよりも抑えられる点だ。年間5,500円の移行手数料で、1ポイントにつき10マイル交換できる。

一方、Visaは国際ブランドの中でもトップクラスの加盟店の多さが魅力だ。アメックスやJCBよりも利用できる国や店が多いため、海外旅行にも安心して持っていけるだろう。

>>ANA VISAワイドカードは年5回以上飛行機に乗る人におすすめのゴールドカード

普段の買い物でマイルが貯まるか

飛行機を利用する際だけでなく普段の買い物でもマイルが貯まりやすい、つまりマイル還元率の高いクレジットカードなら、より効率良くANAマイルが貯まります。飛行機に乗る頻度は年に1~3回程度で、普段の買い物で少しずつマイルを貯めたい方は特に重視したいポイントです。

普段の買い物でこつこつとポイントを貯めてマイルへ移行したい陸マイラーには、年会費が安いANA一般カードがおすすめだ。

次のようにカードのランクが上がるとマイル還元率も上がる。しかし年会費の負担に見合うほどマイルの貯まりやすさが劇的に変わるわけではない。飛行機に乗る頻度が少なく、日常でマイルを貯めたいのであれば年会費の負担を抑えられる一般カードのほうがお得だ。

<カードのランク別マイル還元率>
・ANA JCB 一般カード(年会費:2,200円)1,000円=5マイル(移行手数料ありの場合1,000円=10マイル)
・ANA JCB ワイドゴールドカード(年会費:1万5,400円):1,000円=10マイル
・ANA JCB カード プレミアム(年会費:7万7,000円):1,000円=13マイル
女性デフォルト

ANA一般カードを普段の買い物でも利用するのであれば、年間5,500円の移行手数料を支払い、マイル還元率を1,000円=10マイルに上げる方法がおすすめです。月10万円の利用で年間約1万2,000マイル貯まるため、ゴールドカードやプレミアムカードの年会費を負担するよりもお得に使いやすいです。
初見きょうこ

>>ANA一般カードは年会費が安く入会・継続特典で1,000マイル貯まる

ANAマイルの最強にお得な使い方

ANAマイルが貯まる最強のクレジットカード15選
(画像=MONEY TIMES編集部)

ANAマイルの最強にお得な使い方は、ANA特典航空券と交換すること、座席のアップグレードに利用すること、ANA SKYコインに交換することです。

ここではマイルの使い方別に、よりお得に活用するためのポイントを見ていこう。

ANA特典航空券と交換

貯めたANAマイルの最もお得で主流な使い方は特典航空券に交換することです。特典航空券と交換する場合の必要マイル数は、国内線と国際線で次のように異なります。
ANAマイルを特典航空券と交換する場合の必要マイル数
・国内線:片道6,000マイルから
・国際線:往復で1万2,000マイルから

必要なマイル数は、国内線か国際線かだけでなく、出発地や目的地、搭乗クラス、シーズンによっても異なる。

例えば、レギュラーシーズンの東京~沖縄便の特典航空券とANAマイルを交換する場合の必要マイル数は片道9,500マイルだ。

通常の東京・沖縄間の普通運賃は片道52,500円となっており、これを考慮すると、1マイルあたり約5.5円の価値で利用できる計算になる。
※2025年のレギュラーシーズンは3/1~3/13、5/13~7/17、8/25~11/30

交換したい特典航空券で必要なマイルは、公式サイトにログインし、シーズン・必要マイルチャートに区間や日程を入力すると確認できる。

特典航空券は空港では予約できないため注意しましょう。特典航空券の予約は、ANAマイレージクラブの会員専用機能で申し込めます。

国内線の特典航空券は予約開始時期が毎年決められており、運航ダイヤ期間ごとの予約開始後から搭乗前日までのあいだで予約可能だ。年に2回、夏と冬の運航ダイヤ期間ごとに一斉発売が行われるため、利用したい特典航空券の予約開始時期も確認しておこう。

国際線の予約期間は、復路搭乗日の355日前の日本時間午前9時から、第一区間出発の96時間前までとなっている。

座席のアップグレード

ANAマイルは、国際線の座席のアップグレードに使うことも可能です。ANAのクラスはエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの4種類のグレードがあります。座席をアップグレードすれば、長時間のフライトでも機内で快適な時間を過ごせるでしょう。

ANAのクラスはエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの4種類のグレードがある。それぞれの特徴は下記のとおりだ。

エコノミークラス
● 座席は最も基本的で、狭い
● 食事やドリンクは標準的な提供
● 料金が最も安価で、サービスや快適さは最小限

プレミアムエコノミークラス
● 座席はエコノミークラスより広く、リクライニング機能も充実
● 足元スペースや座席間隔が広めで、快適度が向上
● 食事やドリンクがエコノミーよりもグレードアップ

ビジネスクラス
● 座席が広く、リクライニングがフルフラットになることが多い
● 足元や座席のスペースが広く、長時間の移動でも快適
● 高品質な食事やドリンクが提供され、フルコースの食事が一般的。

ファーストクラス
● 座席は完全にプライベート感があり、完全にフラットにできるものも多い。
● 座席間のスペースが非常に広く、豪華な内装や設備が整っている。
● 食事は一流シェフによるフルコースが提供され、ワインやシャンパンの選択肢も豊富。

ANA国際線の座席のアップグレードに必要なマイル数は、対象となる便の飛行距離や変更する座席のクラスによって異なる。公式サイトのマイレージチャートで対象区間の区間基本マイルを確認し、必要マイルチャートから必要マイル数を確認しよう。

例えば、エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスにアップグレードする場合、東京・上海区間なら9,000マイル、東京・ロンドン区間では2万マイルが必要だ。

座席のアップグレードはANA公式サイトか電話で申し込もう。

航空券番号が205の数字から始まる場合は、ANAウェブサイトから座席のアップグレードを申し込める。会員ログイン後、「アップグレード予約・確認」画面から申し込もう。

航空券番号が205の数字から始まる航空券以外の場合は、ANAマイレージクラブ・サービスセンターへの電話で申し込める。

申し込み可能時間は、搭乗日の355日前から出発時刻の24時間前までだ。

なお、ANA国際線特典航空券と座席アップグレードの併用はできない点に留意しましょう。

ANA SKYコインに交換

マイルをANA SKY コインに交換すれば、特典航空券と交換するにはマイルが足りない場合も旅行代金の支払いに充当できます。
ANA SKY コインとは
ANAの航空券や旅行商品の購入に利用できる電子クーポンのこと。10円単位で利用できる。

ANA SKYコインは1マイルから交換でき、1コイン=1円相当で利用可能だ。

さらに、1万マイル以上交換する場合は、ANAマイレージクラブの会員ステータスやカードの種類、交換マイル数によって交換レートがアップする点も大きな魅力だ。

この場合の交換レートは1.2倍から1.7倍で、例えばANAゴールドカードで3万マイルを交換する場合は、1.4倍の4万2,000コインになる。

マイルからANA SKY コインへの交換はWebで可能だ。ANAマイレージクラブへログインして、「マイルからANA SKY コインに交換する」から申し込もう。

ANA SKY コインの有効期限は、マイルから交換した月から12ヵ月目の末日までだ。有効期限の迫ったANAマイルをコインに交換すれば、有効期限を1年延長できる。

よくある質問

ANAマイルが貯まるクレジットカードで最強の1枚は?
ANAマイルが貯まる最強のクレジットカードは、ANA VISAプラチナ プレミアムカードだ。入会・継続時に1万マイルがもらえる上、搭乗ボーナスマイル積算率も50%と非常に高いため飛行機を利用するたびにまとまったマイルを獲得できる。

貯めたポイントは、1ポイント=3マイルで移行可能だ。さらに、楽天Edyの支払いやチャージでも利用額200円につき1マイルを獲得できる。普段から楽天Edyを利用する方なら、より効率良くマイルを貯められるだろう。

プラチナ プレミアムカード会員はゴールドカード以上の空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスなどの特典も受けられるため、ANAをよく利用する方にとっては、十分に検討する価値があるといえる。
陸マイラーにおすすめのマイルが無期限で貯まるクレジットカードは?
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)はマイル還元率が通常でも1.00%と高く、陸マイラーにおすすめの1枚だ。

その理由は、ANAアメリカン・エキスプレス提携カードのポイントプログラムを利用できるためだ。旅行はもちろん、普段の食事や買い物でもカード利用額100円につき1ポイントが貯まる。

また、ポイントの有効期限は3年だが、年間6,600円(税込)の移行手数料を支払いポイント移行コースに登録すれば無期限になり、マイルに好きなタイミングで移行できるようになる。ポイントの失効を心配せずマイルへ移行し、無駄なく活用できるだろう。
年会費無料でANAマイルが貯まる最強のクレジットカードは?
学生であれば、在学期間中は年会費無料のANAカード(学生用)JCBカードが向いている。

入会時とカード継続時はボーナスマイルが1,000マイル貯まり、毎年まとまったマイルを獲得できる。マイルの移行手数料も無料で、年会費や手数料の負担なくマイルを貯めて使える。

さらに、当日予約した飛行機にお得な運賃で乗れる「スマートU25」もカードと併せて利用すると、マイルを2倍獲得できる点も魅力だ。

また、ANA JCBカード ZEROは、18歳以上29歳以下の方限定で入会を申し込める。入会時から5年間年会費が無料で、ANA一般カードと同等の搭乗ボーナスマイルとマイル還元率で利用可能だ。
陸マイラーにおすすめの最強のクレジットカードは?
陸マイラーには、ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)と交通系IC一体型カードであるANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)やANA VISA Suicaカードがおすすめだ。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)の年会費は7,700円(税込)と一般カードの中では高めだが、マイル還元率が1.00%と高く、さらに航空券購入時は2.5%にアップする。飛行機の利用頻度が高い方だけでなく、陸マイラーも効率良くマイルを貯められる。

交通系IC一体型カードであるANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)はPASMO機能を持ち、ANAマイルだけでなくマイル交換が可能なメトロポイントと、JCBカードのOki Dokiポイントが貯まる。

ANA VISA SuicaカードはSuica機能を持ち、オートチャージによってANAマイレージ移行可能ポイントが貯まる。日常的にPASMOやSuicaを使う方なら、お得にマイルを貯められるだろう。
ANAマイルを貯めるときに選ぶべき国際ブランドは?
ANAの一般カードの中では、選ぶべき国際ブランドはアメリカン・エキスプレスといえる。アメリカン・エキスプレスのANA一般カードはマイルを最も効率良く貯められるからだ。

普段の買い物でもカード利用額100円につき1ポイントが貯まり、さらにANAグループでカードを利用すれば通常の1.5倍のポイントが貯まる。ポイント移行コースへ登録すればポイントの有効期限が無期限になり、失効の心配なくマイルへ移行できる。

ただし、海外旅行に持っていくクレジットカードとしては、アメックスは加盟店数がVisaやMastercardと比べて少ない点に注意したい。海外でも使い勝手の良いANA一般カードを選ぶのであれば、国際ブランドの中でもトップクラスの加盟店の多さを誇るVisaがおすすめといえるだろう。
ANAマイルを無期限で貯められるクレジットカードは?
ANAダイナースカードはカード利用額100円利用につき1リワードポイントが貯まり、1ポイント=1マイルで移行できる。年間の移行上限がなく移行手数料もかからないため、貯めたポイントを好きなタイミングで無駄なく移行できるだろう。
ANAカードの年会費を無料にするには?
入会・継続のボーナスマイルや、搭乗時ボーナスマイルにより年会費を実質無料にできる。例えばANAゴールドカードは年間5回以上の搭乗で6,000マイル以上貯められる。さらに入会または継続で2,000マイル獲得できるため、1年間で5回以上飛行機を利用するなら8,000マイル以上貯まると計算できる。

1マイルの価値を5円とすると、年会費を大きく上回る4万円相当のマイルを獲得できる。 また、ANA JCBカード ZEROは29歳以下限定で年会費が5年間無料になる。

初見きょうこ
私立大学卒業後、IT関連企業でデジタルリスクマネジメント事業におけるSEOライティングを手がける。2017年にフリーランスとして独立。 金融系コンテンツ(クレジットカード、カーローン等)をはじめ、ITソリューション、転職、ライフスタイル、SEOマーケティングの解説など幅広いジャンルで執筆中。

私立大学卒業後、IT関連企業でデジタルリスクマネジメント事業におけるSEOライティングを手がける。2017年にフリーランスとして独立。 金融系コンテンツ(クレジットカード、カーローン等)をはじめ、ITソリューション、転職、ライフスタイル、SEOマーケティングの解説など幅広いジャンルで執筆中。

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