年収1000万円を超える人がやっている習慣には共通点がある。たとえば、お金持ちの多くが電車での移動時間などを使って、読書をしていることが多いという。お金持ちの習慣をマネることで、仕事の効率が今より上がり、将来的には給料アップにつながるかもしれない。
「年収1000万円」以上の人がやっている習慣
多くのお金持ちが次のような習慣を生活に取り入れている。成功者の習慣をマネすることで、今より充実した毎日を送れるかもしれない。
毎日早起きをしている
早起きを習慣にしている、成功者はたくさんいる。
たとえば、ベストセラー作家の村上春樹さんは、長編小説を書いている間は朝4時に起きることで知られている。
よく眠れた朝は頭がスッキリして、仕事も家事もはかどったという経験がある人は多いだろう。
睡眠の質はパフォーマンスに大きく影響するため、多くの成功者は睡眠にまつわる習慣を持っており、早起きはその代表例だ。
早起きの継続で生活リズムが整うと睡眠の質が上がり、日中のパフォーマンスが上がると考えられている。
ただし、無理な早起きで睡眠時間そのものが減ってしまっては、かえって逆効果なので気をつけてほしい。
スキマ時間に読書する
年収1,000万円以上の人は、時間の価値を意識している。そのためスキマ時間であっても、読書など有意義なことに使おうとする。
1日のスキマ時間は、トータルで1~3時間ほどになるともいわれている。1冊読むのに6時間、スキマ時間が1ヵ月に60時間あるとすると、スキマ時間に読書するだけで1ヵ月に10冊の本を読める。
手があくとついスマホゲームやSNSをしてしまう人は、スキマ時間の使い方を見直すだけで、生活がより豊かになるかもしれない。
年収1,000万円稼ぐ人にとっての「ぜいたく」とは?
年収1,000万円、さらには年収1,500万円以上になると、日々の生活で何にお金を使うことが贅沢に感じるようになるのだろうか。こうした年収と贅沢の相関関係を調べたデータがある。年収が低めの人と比べると、かなり差が出る結果となったのだろうか。
ほとんどの世代で「食事」が1位だが……
参照するのは、マネー系情報サイト「マネット」の編集部が2021年7月に実施した調査の結果だ。20~60歳の男女300人に対して「何に対して贅沢を感じるか」という質問を投げかけ、回答結果を平均年収別にまとめている。以下がその結果だ。
「何に対して贅沢を感じるか」に対する回答結果 | |||
---|---|---|---|
年収 | 1位 | 2位 | 3位 |
年収100万円未満 | 食事 | ブランド品など | 趣味、嗜好品 |
年収200万円台 | 食事 | ブランド品など | エステ、美容 |
年収300万円台 | 食事 | 趣味・嗜好品・お酒 | |
年収400万円台 | 食事 | ブランド品など | エステ、美容 |
年収500万円台 | 食事 | 旅行 | ブランド品など |
年収600万円台 | 食事 | 旅行 | ブランド品など |
年収700万円台 | 食事 | 旅行 | 高級な日用品 |
年収800万円台 | 食事 | 趣味、嗜好品 | アウトドア用品 |
年収900万円台 | 旅行 | 食事 | アウトドア用品 |
年収1,000万円台 | 食事 | 旅行 | 車、バイク |
年収1,500万円以上 | 食事 | 旅行 | アウトドア |
この結果が予想外だった人もいるのではないか。年収が低い人も年収1,000万円以上の人も、ほぼ「食事」が1位となっている。ただし、年収によって「どんな食事」を贅沢に感じるかは、かなり異なるようだ。
調査では回答者に贅沢な食事に関するエピソードも聞いており、年収300万円台の50代女性は「スーパーで1,000円くらいのお刺身」、年収600万円台の40台の女性は「2,000円を超えてくるワイン」と答えている。
一方、年収が1,000万円台の30代の男性は「一つ500円以上のお寿司を一口で平らげたとき」と答えている。
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年収1,000万円稼ぐ人にとっての「ぜいたく」とは?何にお金をかけるのか
文/編集・dメニューマネー編集部
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