ある銀行員は、お金が貯まらない人には共通点があると感じている。データをとったわけではないだろうが、「残高が少ない人に限って、印鑑や通帳をなくしたと窓口を訪れる」というのだ。たしかにお金持ちには、通帳などをしっかりと管理していそうなイメージはあるが……。銀行員が感じる”お金がない人”の特徴・共通点は、ほかにどんなものがあるのだろうか?
お金が貯まらない人がやりがちなNG行為
お金の貯まらない人には共通点があり、これらに当てはまるのなら、今すぐ直したほうがいいかもしれない。
普通預金口座からの出金回数が多すぎる人
銀行員が口座の動きを見て「これではお金が貯まらない」と思うのがこのケースだ。
また、少額出金が多めで明細に記された金額が毎回異なることも特徴としてあげられる。
その様子から、口座の持ち主が無計画にお金を使い、手持ちのお金がなくなったらランダムに現金引き出しやスマホ決済へのチャージを行い、無計画なカード決済を行っていることがよく分かる。
限られた収入の中からその月に使えるお金の上限を決めて計画的に使わないと、お金持ちではない人がお金を貯めることはほぼ不可能だ。
出金回数が多く出金額がランダムな人はそこを改善しないとお金は貯まらないだろう。
ATM手数料の支払いが多い人
口座の入出金明細を見るとATM手数料の支払状況も分かる。
特に多いケースが、夜間や休日など手数料が高い時間帯のATM出金が多いことだ。
また、インターネットバンキングを使っていない場合もATM手数料の支払回数が多い傾向がある。
その点を改善しないとお金が貯まらない人のままだろう。
お金が貯まらない人の特徴
お金の貯まらない人には共通する特徴があるが、どのようなものなのだろうか。
「余ったら貯蓄」という考えがある
お金が貯まらない人にありがちなのが「余ったら貯蓄する」という考えだ。
人間は意思が弱いので、手元にあるお金を全部使いがち。
「余ったら貯蓄」でお金を貯めることは不可能に近いだろう。そのやり方でお金を順調に貯められた事例は少ない。
それよりも毎月収入の一部を先取り貯蓄に回し、残ったお金で生活した方がお金は貯まる。
整理整頓ができない
整理整頓ができない人もお金が貯まりにくい。
銀行窓口には通帳や印鑑をなくした人がよく来るというが、たいてい「どこに置いたか忘れた」と言うそうだ。
そのような人はお金やものの管理がずさんな傾向にある。
お金の管理がずさんだと収支のバランスを考えずに使ってしまい、家計が赤字になりがちだ。
また、ものの管理がずさんな場合は重複買いなどの無駄な支出が原因でお金が貯まりにくくなる。
それを防ぐためにも、まずは身の回りの整理整頓を行い、毎月のお金の出入りも整理整頓することが大切だ。
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元銀行員が見抜く「お金が貯まらない人の特徴5選」
文/編集・dメニューマネー編集部
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