2021年上半期(1〜6月)の輸入車「モデル別販売台数」が発表され、トップ10にフォルクスワーゲンが3車種、メルセデス・ベンツが2車種入るなど、ドイツ車の強さが相変わらず際立つ結果となった。注目の首位はどのメーカーのどの車種だろうか(日本自動車輸入組合のデータ)。
輸入車「モデル別販売台数」、ミニが首位に!
モデル別販売台数のトップ10は次のとおりだ。
1位 BMWミニ「ミニ」……9,135台
2位 フォルクスワーゲン「T-Cross」……5,193台
3位 BMW「3シリーズ」……4,566台
4位 ボルボ「60シリーズ」……4,145台
5位 フォルクスワーゲン「T-Roc」……3,854台
6位 メルセデス・ベンツ「Aクラス」……3,838台
7位 ジープ「ラングラー」……3,749台
8位 フォルクスワーゲン「ポロ」……3,578台
9位 ボルボ「40シリーズ」……3,368台
10位 メルセデス・ベンツ「GLB」……3,123台
10期連続でトップに輝いたのは「ミニ」。2021年5月25日からは改良新型ミニ「3ドア」「5ドア」「コンバーチブル」が発売さたれが、これらのほかにクラブマンやクロスオーバーの合算であることは付け加えておきたい。
トップ10に多数ランクインした車種がSUVだ。2位のフォルクスワーゲン「T-Cross」は、2020年下半期の5位から大きくランクアップした。4位のボルボ「60シリーズ」、9位の「40シリーズ」も、SUVの「XC60」「XC40」の販売がメインのようだ。
さらに、5位にフォルクスワーゲン「T-Roc」、7位にジープ「ラングラー」がランクイン。10位にはメルセデス・ベンツのコンパクトSUV「GLB」がランクインし、同時に日本に上陸したコンパクトSUV「GLA」よりも上位となった。
SUV、人気の理由はオールマイティさ?
このところのSUV人気の理由の一つとして考えられるのが、”オールマイティさ”だろう。以前は「スポーツやレジャーに特化したクルマ」と考えられることもあったが、最近は「日常での使い勝手の良さ」も意識したSUVが多い。
ここ数年は、日本の道路事情に合ったコンパクトSUVの人気が特に高まっており、輸入車であっても300万円前後からと現実的な価格である点も魅力といえるだろう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2021年7月21日公開記事)
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