ロレックスが世界1位の「腕時計人気ランキング」、SEIKOは何位?人気モデルはデイトジャストとサブマリーナ

2021/09/26 18:50

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/ZNcYD8eHTxy5YSiJt93akA.jpg
2021年上半期の世界の腕時計人気ランキングで、ロレックスが前年に続けて首位、以下オメガ、ブライトリングと続き、日本のSEIKO(セイコー)は4位に入った。 ランキングは世界最大級の高級時計専門マーケットプレイスを展開する「Chrono24」が1月1日から6月27日までのデータベースをもとにまとめたもの。 ロレックスは

2021年上半期の世界の腕時計人気ランキングで、ロレックスが前年に続けて首位、以下オメガ、ブライトリングと続き、日本のSEIKO(セイコー)は4位に入った。

ランキングは世界最大級の高級時計専門マーケットプレイスを展開する「Chrono24」が1月1日から6月27日までのデータベースをもとにまとめたもの。

ロレックスは、シェア率(購入リクエストのうち各ブランドが占める割合)では前年同期から8ポイント減って34.1%になったものの、2位オメガの11.3%を大きく引き離している。

セイコーはアメリカで人気急上昇

セイコーは前年同期は3.4%だったが、今回は4.3%に上昇。前回3.9%だったオーデマ ピゲが4.2%だったため、今回順位を逆転したことになる。

セイコーが順位を上げた理由についてChrono24は、アメリカでのリクエスト数(商品購入のリクエスト数)が40ポイント以上高くなったためとしている。

いずれの国でもロレックスが人気、日本のトップ3ブランドは?

ロレックス人気は相変わらずのようだが、地域ごとの支持率はどうだったのだろうか。

日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、香港の中で、ロレックスは日本を除くすべての地域でシェアが3分の1以上だった。さらにドイツでは40%と各地で圧倒的な人気を誇っている。

日本は唯一ロレックスのシェが3分の1に満たなかったが、実際は32%とほぼ3分の1。2位はオーデマ ピゲ、3位はパテック・フィリップがランクインした。

ロレックスの人気モデルは?

ブランドではなく、腕時計の人気モデルのランキングでは、トップ1、2は前年同期と同じ。1位がDatejust(デイトジャスト)、2位がSubmariner(サブマリーナ)だった。

以下、3位 オメガ スピードマスター、4位 オメガ シーマスター、5位 ロレックス デイトナだった。2020年は、GMT-MasterⅡが4位にランクインしていたが、2021年は6位に以下になったかわりにDaytona(デイトナ)がランクインした。

ロレックス値上げの影響は?

人気のロレックスだが、「チューダー(TUDOR)」とともに8月1日、国内希望小売価格を改訂している。スイスフランが高いことから国内外の価格差を調整するためで、約5%の値上がりとなる。

デイトジャスト(126200)が74万3600円から78万1000円に、サブマリーナ(124060)が85万4700円から89万7600円になっている。

ただ昨今の人気ぶりからすると、5%程度の値上がりが在庫に影響するというようなことはなさそうだ。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・Chrono24(左から=デイトジャスト、サブマリーナ、スピードマスター)

(2021年8月2日公開記事)

【関連記事】
130万が400万に!過熱する「ロレックス投資」の注意点
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
電気代の「節約になっていない」NG行為5選
株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
銀行員が見た「FIRE」を達成した3つのタイプ