良質なワインを市内で栽培
オーストリアを代表する音楽家・モーツァルトが半生を過ごした場所として、街にはゆかりの史跡が多く残っています。世界で唯一、市内で大量のワインを製造している「維也納」とはオーストリアのどこの都市でしょうか?
正解はウィーンです。維納とも書くそう。街を取り囲む広大な森林地帯「ウィーンの森」には、100万人以上の人口を抱える都市としては珍しく、約700ヘクタールにもおよぶ、ぶどう畑が広がっています。
ウィーンはオーストリアの首都で、古くからヨーロッパの東西と南北を結ぶ十字路として、名門ハプスブルク家の支配の下に発展しました。近世以降は“音楽の都”と呼ばれ、ウィーン国立歌劇場を筆頭に、市内には歴史ある劇場やコンサートホールが多数あります。また、ウィーンを拠点に活動するウィーン国立バレエ団や、“天使の歌声”と称されるウィーン少年合唱団は世界的に人気があります。
ウィーンはモーツァルトが後半生を過ごした街としても知られています。モーツァルトは「フィガロの結婚」「魔笛」「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など多くの名曲を世に送り出した、西洋音楽で最も偉大な作曲家の一人です。旧市街には、彼が住んだ家や演奏したホール、結婚式や葬儀が行われた教会、通ったレストランなど名所がたくさん残っています。
ウィーンで抹茶人気が急上昇
ウィーンは、ニューヨーク、ジュネーブに次ぐ「第三の国連都市」です。国際原子力機関(IAEA)や国連工業開発機関(UNIDO)など、国連諸機関の本部が置かれているほか、欧州安全保障協力機構(OSCE)事務局や石油輸出国機構(OPEC)本部もある国際都市でもあります。
そんなウィーンでいま人気急上昇中なのが、日本の抹茶です。2020年の日本茶輸出データでは、オーストリアが前年23位から13位に大幅アップ。輸出量・額ともに急拡大しているそう。コロナ禍で健康に気をつかう人が増えたことも、健康に良い抹茶が注目されている理由のようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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