「秘露」ってどこ?──元大統領は日系人、マチュピチュや地上絵も

2021/08/15 07:00

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元大統領はアルベルト・フジモリ氏 じゃがいも、トマト、かぼちゃ、ピーナッツ、トウガラシはすべてこの国が原産です。軽量で保温性が高いニット製品などが日本でも人気のアルパカは、この国の山岳地帯の高地に生育する動物です。世界遺産にも指定されているマチュピチュ遺跡や、ナスカの地上絵などがある「秘露」とはどこの国でしょうか? 正

元大統領はアルベルト・フジモリ氏

じゃがいも、トマト、かぼちゃ、ピーナッツ、トウガラシはすべてこの国が原産です。軽量で保温性が高いニット製品などが日本でも人気のアルパカは、この国の山岳地帯の高地に生育する動物です。世界遺産にも指定されているマチュピチュ遺跡や、ナスカの地上絵などがある「秘露」とはどこの国でしょうか?

正解はペルーです。

南米大陸の西側に位置し、太平洋に面するペルー。古代インカ帝国の遺跡・空中都市のマチュピチュや、平坦な砂漠の地上面に砂利の色分けによって幾何学図形や動植物の絵が描かれた「ナスカの地上絵」は、世界的にも有名な観光スポットです。ほかにも、七色の山肌が美しいレインボーマウンテンや幻想的な雰囲気のチチカカ湖など、話題の絶景が多数あります。

日本とペルーの関係は1873年から始まりました。南米で初めて組織的な日本人移住を受け入れた国で、現在でも約10万人の日系人が住んでいるそうです。

1990年にアルベルト・フジモリ氏が、ペルー初の日系人大統領となり、2000年まで10年間大統領を務めました。

ペルーへの日系企業の進出数は2019年10月時点で72社。ペルー国内には味の素 <2802> 、パナソニック <6752> 、ホンダ <7267> が工場を置いています。

有数の鉱業国の最近の推しはアボカド

ペルーの主産業は製造業、石油・鉱業、商業、農業、建設業です。ペルー経済は第1 次産業の占める割合が7.5%、鉱業や製造、建設、電力などの第 2 次産業が33.3%を占めます。ペルーから日本への主な輸入品は銅鉱、液体天然ガス、揮発油など。

そのほか、魚粉やコーヒーも主要な貿易品目のひとつ。近年では、アボカドやブルーベリーなどの農産物も加わりました。ペルー産のアボカドを日本に普及させるため、イメージキャラクター「ペルアボくん」を使い、さまざまな日本向けのプロモーションも企画されているようです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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