お金と運を呼び込む「富裕層」共通の考え方 お金持ちはこう言った 竹田和平、斎藤一人両氏の考え

2021/08/05 06:00

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お金持ちがお金持ちになれた理由はそれぞれだろうが、多くのお金持ちに共通していえることは、みな前向きで運を呼び込んでいることではないだろう。「結果論ではないか」といえばそこまでだが、ビジネスでもプライベートでも、前向きに物事をとらえているからこそ、周囲に人が集まり、お金も集まってくるとは考えられないだろうか。2人のお金持

お金持ちがお金持ちになれた理由はそれぞれだろうが、多くのお金持ちに共通していえることは、みな前向きで運を呼び込んでいることではないだろう。「結果論ではないか」といえばそこまでだが、ビジネスでもプライベートでも、前向きに物事をとらえているからこそ、周囲に人が集まり、お金も集まってくるとは考えられないだろうか。2人のお金持ちからその大切さを学ぼう。

「いつも上機嫌でいる」──銀座まるかん創業者・斎藤一人氏

化粧品・健康食品を販売する銀座まるかんの創業者で、長者番付の常連、2003年には全国高額納税者番付(総合部門)第1位に輝いた斎藤一人氏。前向きな考え方、生き方を呼びかける著書を多数上梓している。

中でも著書『ツイてる!』(角川書店)では、上機嫌でいることがいかに大切か語っている。同書で挙げられた斎藤氏が重視しているのは次のようなことだ。

・悪いと思えるようなことが起こっても笑いに変える
・「ツイてる!」を口癖にする

斎藤氏によれば、笑いのある人生は成功につながるという。常に上機嫌でいる人はそうではない人に比べると親しみやすく、顧客やビジネスパートナーと良好な関係を築きやすい。新たなビジネスチャンスもつかみやすいことから、結果的に豊かになりやすいというわけだ。

常に上機嫌でいることは決して楽なことではない。それゆえ、常に上機嫌でいられる人というのは「セルフコントロール能力が高い」ともいえる。お金持ちにはセルフコントロール能力が高く、精神的に安定している人が多い印象を受ける。

「好運の人は好運の人を引寄せる」──和製バフェット ・竹田和平氏

2.お金と運を呼び込む「富裕層」共通の考え方
(画像=竹田和平氏Webサイトより)

タマゴボーロで知られる竹田製菓の創業者で、“和製バフェット”と呼ばれた投資家・竹田和平氏(1933-2016)。ピーク時は150社近くの日本企業の大株主で、資産総額は数百億円といわれた。そんな竹田氏も、「運」の重要性を説いている。

著書に『1日5分で運が良くなる魔法の授業―日本の投資家が初めて語る成功法則』(ビジネス社)、『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』(講談社)などを持っている竹田氏は、その前向きな考え方や行動から「日本一幸せな大富豪」とも言われていた。

生前、「運は主として人が運んで来ます。好運の人は好運の人を引寄せます。いつも好運を維持すれば成功は維持できます。運の吉凶は心の問題です」と述べた竹田氏はまた、「わくわく生きるコツはニコニコにあり」とも話している。

笑顔で前向きに過ごすことが運をよくし、運のいい人がさらにいい運のいい人をもたらし、結果として幸せをもたらすことを説いていたのだ。

実践した誰もがお金持ちになれるわけではないが……

ここでは前向きな“いい話”を取り上げたが、両氏の考え方や行動には批判もあったかもしれない。運やツキを呼び込む話や自己啓発に近い考え方は、それを実践した誰もが同じように幸運を呼び込めるわけではない。

しかし両氏が大きな資産をつくったのはたしかで、学べる部分が少なくないことも間違いないだろう。自分に幸運を呼び込み、目標とする資産を形成するために取り入れられることから始めてみてもいいのではないだろうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

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