節約術

一人暮らしの「電気代」を抑える節約のコツ3選

2021/09/26 17:50

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「一人暮らしであまり電気を使っていないはずなのに、なぜか電気代が高い」……。そんなふうに思ったことはありませんか?節約のコツをつかめば、電気代を抑えられます。 一人暮らしの電気代は平均3600円 政府が発表している家計調査によると、一人暮らしの電気代の平均は約3,626円だそうです。 一人暮らしだともともとの電気使用量

「一人暮らしであまり電気を使っていないはずなのに、なぜか電気代が高い」……。そんなふうに思ったことはありませんか?節約のコツをつかめば、電気代を抑えられます。

一人暮らしの電気代は平均3600円

政府が発表している家計調査によると、一人暮らしの電気代の平均は約3,626円だそうです。

一人暮らしだともともとの電気使用量が少なく、節約が難しく感じてしまうかもしれませんが、以下のコツをつかめば、一人暮らしでも簡単に電気代の節約ができますよ。

節約のコツ1 契約アンペア数を見直す

契約アンペア数を低いものに変更すると、電気代が安くなります。

東京電力の従量電灯Bの場合、毎月の基本料金が、契約アンペア数40Aなら1,144円、30Aなら858円です。40Aから30Aに変えるだけで、286円の節約になります。

必要なアンペアの量は、どれだけ電化製品を同時に使用するかによります。東京電力によると、一般家庭のアンペア使用量の平均は34.88アンペアだそうです。一人暮らしの場合は、一度に使う電化製品の数がそこまで多くないはずなので、アンペアを低くできる場合がありますよ。

例えば、450L容量の冷蔵庫なら2.5A、電子レンジなら15A、炊飯器なら13Aを使用時に消費します。自分が普段使っている電化製品がどれくらいアンペアを消費しているか確認してみましょう。

節約のコツ2 LED電球に取り換える

一般電球(60型)の消費電力が54Wに対し、LED電球の消費電力は約8W、その差は約46Wです。ほぼ同じ明るさの照明の場合、LED照明は一般的な蛍光照明に比べて85%の省エネになるそうです(経済産業省による)。

LED電球に取り替えた場合の節約額は以下のように計算できます。

1日の電力使用時間を6時間、電気代を1kWhあたり約19円(東京電力/従量電灯Bプランの場合)とすると、

消費電力差46W×6時間×30日=8,280Wh=8.2kwh(1kw=1000W)
8.2kWh×19円=155.8円

月に約155円、年間で1,860円ほど、LED電球のほうが安くなります。

購入価格は白熱灯なら1つ100円程度LEDランプなら1つ1,000〜2,000円程度です。購入価格の差を1,500円とすると、LEDランプに取り換えてから約1年でもとがとれる計算になります。

また、一般電球(60型)の寿命は約1,000時間、電球型LEDランプは約40,000時間と、LEDランプのほうが一般電球より約40倍長持ちするというメリットもありますよ。

節約のコツ3 冷蔵庫の使い方を見直す

電気使用量が最も多い冷蔵庫の使い方を見直せば、電気代の節約につながります。

一般家庭の1世帯あたりの電気使用量内訳は1位が電気冷蔵庫で全体の14.2%、2位が照明器具で全体の13.4%、3位がテレビで全体の8.9%です(資源エネルギー庁の調査)。

冷蔵庫にものを詰め込みすぎない、熱いものは冷ましてから冷蔵するなどに気をつけましょう。

ものを詰め込んだ場合と半分にした場合を比べると、年間で約43.84kwhの省エネ、年間で約960円の節約になるそうです(ECCJ省エネルギーセンター調べ)。

また環境省によると、50℃のお湯2Lを冷まさずに冷蔵庫に入れて5℃まで冷やすと、20℃からの場合に比べ、消費電力量が6%アップした例があるとのことです。

節約のコツを学んで、一人暮らしの電気代を抑えよう

一人暮らしでも、契約アンペア数を低くしたり、LED電球に取り替えたりなど、少しの工夫で電気代を抑えることができます。早速実践して、節約しながら電気を使いましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年8月8日公開記事)

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