企業経費のうち、特に大きな部分を占めるのが「人件費」です。従業員に支払う費用や、福利厚生のためにかかる費用をまとめたものを指しています。この「人件費」を英語で言うと、どのように表現すれば良いのでしょうか。
「人材にかかる支出」という意味
正解は、“personnel expenses”です。
“personnel”は人材や職員、“expenses”は費用や経費、支出という意味です。
たとえば、「この会社は人件費が高すぎる」と言う場合には、“This company’s personnel expenses are too high.”と言います。
「人件費」は他にも、“labor costs”や“cost of labor”とも言えます。
「人件費」の種類とは
人件費は従業員に支払う給料を含め、人を雇うことで発生する費用を指しますが、「給与手当」の他にも「賞与」や「退職金」などが含まれます。
・給与
・賞与
・退職金
・福利厚生費
・社宅費、交通費など
ちなみに、給与は“salary”や“pay”、賞与は日本と同じく“bonus”(ボーナス)と言います。
退職金は、定年退職と定年より前の退職とで意味が異なるため、英語での表現方法が違うのが特徴です。
定年退職の場合は“retirement pay”、途中退職では“severance pay”で、それぞれ“pay”を“allowance”に言い換えることもできます。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月10日公開記事)
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