パソコンなどの電子機器をはじめ、AIやIoT製品、果ては宇宙ソリューション事業の衛星システム開発まで、幅広く事業を展開する「NEC」 <6701> 。言わずと知れた日本の大手電機メーカーですが、実は「NEC」が何の略なのかを知らない人は多いのでは。
「NEC」という社名は何の略なのでしょか。
「日本電気株式会社」の略称
「NEC」は“Nippon Electric Company, Limited”の略で、「日本電気株式会社」です。
今では誰もが当たり前のように「NEC」(エヌ・イー・シー)と呼んでいますが、正式名称は設立時(1899年)の「日本電気株式会社」がもとになっています。
NECは個人向けや企業・官公庁向けにパソコンや周辺機器を開発・製造はもとより、A Iを活用した創薬事業にも本格参入するほか、生体認証や映像分析、データセンター、サイバーセキュリティなどあらゆる事業を手掛けています。
「ノートパソコン」の由来はNEC
「NEC」のパソコンといえば、LAVIE(ラヴィ)が有名です。
LAVIEはデスクトップからタブレットまで豊富な種類があります。最近は、持ち運びに便利で、リモートワークにも重宝されるノートタイプが人気です。
日本で定着した「ノート型パソコン」というカテゴリー名を定着させたのは、1989年11月に「NEC」が発売した同社初のノート型パソコン「PC-9801N」、通称「98NOTE」が由来と言われています。
当時は「ノート」と呼べるほど薄型ではなかったものの、液晶とキーボードが折りたためるノートのような構造は画期的だったそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月14日公開記事)
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