プロジェクトを進める中で、最近よく耳にする「マイルストーン」という言葉。「マイルストーン 」は大きなプロジェクトを進めるために欠かせない設定ですが、どんな意味か正確に説明できますか? また、正しく使えているでしょうか?
中間目標を表す言葉のこと
「マイルストーン」とは、物事を進める中で定める節目、中間地点という意味です。
英語では“mile”と“stone”、つまり線路や道路で約1.6kmごとに置かれている石のことを「マイルストーン」と言います。
鉄道や道路などで一定の距離感覚を測るための標識で、1マイルごとに石を置いて目印にしていたことが由来と言われています。
ビジネス用語で「マイルストーン」という言葉を使用する際は、プロジェクトや作業の進捗を管理しやすいように設けた節目、主要ポイントという意味合いになります。
プロジェクトの進捗管理に有効
ビジネスでの「マイルストーン」は、プロジェクト管理の用語の一つです。今後進めていくプロジェクトのチェックポイント、プロジェクトを完遂するための重要な中間目標地点と覚えておくと良いでしょう。
特に、大きなプロジェクトの場合は、段階的な計画を立て、細かな工程ごとに開発や準備を進めていきます。この節目ごとに設定した目標がマイルストーンです。
例えば、IT業界でマイルストーン が最も活用されるのがシステムの開発です。システム開発では要件定義から設計、開発、テストなどさまざまな工程があります。システム開発は長期化することが多く、検証を複数回行うこともあるため、マイルストーン の設定が重要になります。
マイルストーンを設定しておけば、万が一トラブルや遅延があっても、次の工程に必要な修正をしてプロジェクトを成功に導くことができます。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月16日公開記事)
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