上司から「次のプロジェクトに君をアサインする」と言われた経験はないでしょうか。「アサイン」とは、プロジェクトへのメンバー割り当てや、会議の席や部屋を決める際などにも使われる言葉です。
「アサイン」がどんな意味なのか、正しく説明できるでしょうか。
割り当てる、命じるという意味
「アサイン」とは、「割り当てる」という意味です。
英語では“assign”と言い、カタカナ読みがビジネス用語として頻繁に使われています。
割り当てるという意味のほかにも、「命じる」や「与える」、「任命する」という意味もあります。
つまり、「あなたをプロジェクトのリーダーにアサインします」と言われた場合、プロジェクトリーダーに任命されたことを意味します。
ほかにも、「ルームアサイン」は部屋割り、「シートアサイン」は座席に割り振りのように、さまざまな場面で使われています。
アサイン「する」のは上司、「される」のは部下が基本
「アサイン」には任命や命令の意味があり、「する側」と「される側」に分かれます。アサインは一般的に上司が部下に向けて使うのが一般的です。
アサインされる側の使い方としては、「新しく営業部部長にアサインされました◯◯と申します」などとなります。
「任命する」という本来の意味からもわかるように、部下が上司に対して「アサインする」とは言いません。目上の立場の人に「アサインしました」という表現を使うのは間違いですので、注意しましょう。
アサインに似た言葉に “join”(ジョイン)があります。「ジョイン」は、チームや企業などの組織に自分から参加するという能動的な言葉で、他の人から指示される受動的なアサインとは意味が異なりますので、覚えておくと良いでしょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月19日公開記事)
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