VISAやMastercardをはじめ、さまざまな国際ブランドがあるクレジットカード。その中でも、日本発の国際ブランドとして知られるのが「JCB」です。「JCB」とはいったい何の略なのでしょうか。
1961年に創業された同社が社名を「ジェーシービー」に変更したのは、1978年のことです。
1981年には国際クレジットカードブランドとして海外への展開を開始。日本の経済力の高まりも後押しし、「日本初唯一の国際クレジットカードブランド」が誕生しました。
「JCB」はクレジットカードの国際ブランドとしてはもちろん、加盟店事業、カード事業者から業務を受託するプロセシング事業など、幅広い業務を手掛けています。
「JCB」は、“Japan Credit Bureau”の略、「日本クレジットビューロー」という社名でした。
日本国内ではクレジットカードブランドのシェア2位
「JCB」はVISAやMastercardなどのブランドに比べると世界的なシェアは高くないものの、日本国内ではVISAに次ぐ2位のシェアを誇っています。
海外では利用できる加盟店が少ないと言われますが、American ExpressやDinersなどと連携しており、アメリカやオーストラリア、ニュージーランド、カナダなど世界各国で利用できます。
ちなみに、「JCB」のエンブレムは、 “S”をモチーフにした青・赤・緑の3色のプレートから成り立っています。この3つの色と3つの“S”は「責任感」(青)の“Support”、「活力感」(赤)の“Strength”、「親近感」(緑)の“Sharing”で、同社が達成しようとしているブランドパーソナリティを意味しているそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月19日公開記事)
【関連記事】
・130万が400万に!過熱する「ロレックス投資」の注意点
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
・電気代の「節約になっていない」NG行為5選
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
・銀行員が見た「FIRE」を達成した3つのタイプ