通信インフラのトップ企業として知られる「NTT」。NTT東日本、NTT西日本をはじめ、NTTドコモなどのグループ会社を抱える「NTT」ですが、このアルファベットはいったい何の略なのでしょうか。 官営の電信電話事業を引き継いだ「日本電信電話公社」 「NTT」は、“Nippon Telegraph and Telephon
通信インフラのトップ企業として知られる「NTT」。NTT東日本、NTT西日本をはじめ、NTTドコモなどのグループ会社を抱える「NTT」ですが、このアルファベットはいったい何の略なのでしょうか。
官営の電信電話事業を引き継いだ「日本電信電話公社」
「NTT」は、“Nippon Telegraph and Telephone Corporation”の略で、「日本電信電話株式会社」のことを指します。
通信や交通運輸を管轄していた逓信省と、電気通信省で営まれてきた電信電話事業を引き継ぎ、「NTT」の前身である日本電信電話公社が1952年に誕生しました。
その後、日本電信電話公社は、通信の自由化を背景に1985年に民営化し、日本電信電話株式会社が誕生。一般呼称が「NTT」に変わりました。
「タワレコ」もNTTの子会社に
「NTT」は、国内の通信サービスを提供するNTT東日本やNTT西日本をはじめ、携帯電話サービスや動画配信サービスなどを扱うNTTドコモ、その他にも不動産事業や金融事業、システム開発事業など、幅広い事業を手掛けています。
さらに、2012年にはタワーレコードも子会社化するなど、顧客に対してより付加価値の高いサービスの提供を目指し、さらなる事業拡大を図っています。
今後も、コロナ禍におけるリモートワーク支援や、eスポーツ関連技術の開発、高速通信可能な5Gサービスの展開など、NTTが進める新たな取り組みにも注目です。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月22日公開記事)
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