確認のために何度もメールを送ったり、完成した納品物から順次送ったりするなど、やり取りが一度で終わらずに続くことを、ビジネスの場面では「五月雨式」と言います。「五月雨式」を英語で表現したい場合、何と言えば良いのでしょうか。
正解は、“intermittently”です。
他にも、繰り返しや断続的という意味から、“on and off”とも表現できます。
ビジネス用語としては「五月雨式で申し訳ございません」といった使い方をするケースが多く見られます。これは相手に対して何度もアクションを起こし、手間をかけさせてしまうことを謝る際に使われる表現です。
「何度もメールをしてすみません」を英語にする場合、「迷惑をかける」や「煩わせる」という意味の“bother”を使い、“I apologize for bothering you with all the emails.”と表現できます。
断続的なことをなぜ「五月雨式」と言うの?
「五月雨」とは、旧暦の5月(現在の6月)頃から断続的に降り続く長雨のことを指す表現です。「梅雨」の別名とも言われています。
梅雨時期は晴れ間が少なく、だらだらと長雨になるため「五月雨」と呼ぶようになりました。
5月頃に雨が降ったり止んだりする様子になぞらえて、連絡などが1度だけで終わらず、何度も追加して繰り返す際に「五月雨式」と表現しています。
ちなみに、「五月雨」は「さみだれ」と呼ぶほか、「さつきあめ」も正しい読み方とされています。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2021年8月24日公開記事)
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