高額所得者は持ってる「プラチナカード」のメリット 特にステータスの高いカードは?

2021/09/26 18:40

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/sgu454YkQAmdpG0kTh6FGg.jpg
プラチナカードは持つだけでステータスとなるカードだ。高額所得者であれば保有してさまざまな優待・特典を受けているだろう。プラチナカードにはどんなメリットがあるのだろうか。プラチナカードの中でも特にステータスのあるカードとは何だろうか。 プラチナカードを最上位に位置付けるカード会社が多い プラチナカードはほとんどのカード会

プラチナカードは持つだけでステータスとなるカードだ。高額所得者であれば保有してさまざまな優待・特典を受けているだろう。プラチナカードにはどんなメリットがあるのだろうか。プラチナカードの中でも特にステータスのあるカードとは何だろうか。

プラチナカードを最上位に位置付けるカード会社が多い

プラチナカードはほとんどのカード会社で最上位のカードに位置づけられている。当然、年会費は高額で入会審査も厳しいが、高額所得者向けのカードと考えればそれは当然だ。

カード会員には高額所得者向けのサービスが提供され、それがプラチナカードの最大のメリットとなっている。一般的なプラチナカードのサービスを次に紹介しよう。

ただし2020年以降、コロナ禍のためにプラチナカードのサービスは活用しにくい状況となっており、サービス内容が今後改変されていく可能性もある。

世界中の空港ラウンジを無料で利用

プラチナカードの多くに世界1300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」のサービスが付帯している。これは通常年間429米ドルの年会費がかかるサービスだ。

旅行傷害保険やショッピング保険の補償額が大きい

プラチナカードの多くに最高1億円の旅行傷害保険(海外・国内)が付帯。ショッピング保険も500万円限度となっていることが多く、高額所得者のニーズに十分応える補償内容となっている。

高級ホテル・レストランの優待が充実

プラチナカードの多くで、対象レストランを2名以上で利用した際にコース料理が1名分無料になる特典が提供される。ホテルの優待については部屋の無償アップグレードやアーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの優待を受けられるカードがある。

ステータス性の高いプラチナカードの年会費は?

プラチナカードの年会費はカードにより差があるが安いもので2万円前後、一般的なもので5万円前後と考えればいいだろう。

年会費が高いほどステータス性が高いと考えてよく、たとえば「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」の年会費は14万3000円(税込)となっている。

これらはプラチナカードとしては最高ランクといってよく、クレジットカードについて多少とも詳しい人がこのカードを使っているところを見れば、一目置かれることは間違いない。

多様化するプラチナカード

現在コロナ禍によってプラチナカードのメリットが十分に生かせない状況にある。そのため、新しいコンセプトのプラチナカードも注目を集めている。

たとえばプラチナカードの一部サービスのみ利用できる廉価版プラチナカード「TRUST CLUBプラチナマスターカード」や、ポイント獲得に特化した「三井住友カード プラチナプリファード」などだ。

今後は高額所得者以外も照準に入れたこうした新しいプラチナカードと、従来型のプラチナカードに二分化される可能性もある。いずれにせよ自身のニーズをよく見据えた上でカードを選ぶことには変わりない。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2021年8月22日公開記事)

【関連記事】
トヨタ、ソニーほか有名企業の年収、給与・ボーナス5選
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部サイト)
「水道代」節約のNG行為5選
株主優待をタダ取りする裏ワザとは?(外部サイト)
銀行員が見た「FIRE」を達成した3つのタイプ