インターネットが普及し、誰もが簡単に情報を取得できる一方で、「ネットリテラシー」や「情報リテラシー」など、「リテラシー」という言葉を見かける機会も増えました。「リテラシー」がどんな意味か正確に説明できますか? 正しく使えているでしょうか?
読み書き能力、情報を活用できる能力のこと
「リテラシー」とは、「読み書きの能力」という意味で、いわゆる「識字力」です。
英語では“literacy”と言いますが、もともとは手紙や文字という意味の“letter”が語源とされています。
「リテラシー」は、社会生活を送る上で必要な最低限度の読み書き能力のことですが、インターネットの発達に伴い、ネットニュースやWEBサイトなどに溢れる大量の情報を、正しく理解する能力という意味でも用いられています。
「デマ」に惑わされない能力を身につけよう
ビジネス用語としては、仕事に対する遂行能力が高いか、低いかといった評価をする場合にもよく使われています。リテラシーは単体で使われるケースもありますが、特定のジャンルに関する知識を正しく理解し、それを活用する能力として「コンピューターリテラシー」や「メディアリテラシー」など、何かとセットにして使うケースが多いのも特徴です。
また、インターネット上にある大量の情報から、適切な情報をピックアップして活用できる人を「リテラシーが高い人」、情報を活用する能力を高める場合は「リテラシーを向上させる」などと表現します。
日頃から偽の情報、いわゆる「デマ」に惑わされないよう、正しい情報をピックアップできる能力を高めることが大切です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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