日本企業も多数進出

民主化運動「アラブの春」の発端になったジャスミン革命が起こった国です。サハラ砂漠がまたがっている国のひとつで、カルタゴ遺跡もあります。「突尼斯」とはどこの国でしょうか？

正解はチュニジアです。

チュニジアは北アフリカのほぼ中央に位置し、北と東が地中海に面しています。ヨーロッパや中東、アフリカ各国へのアクセスが良く、進出している日本企業の数はアフリカ内でも上位。マツダやホンダはショールーム、自動車部品製造の矢崎総業や住友電装は工場を構えています。はやぶさ2号のカプセル回収にも貢献したドローン開発のフジ・インバックは現地企業のテルネットグループと業務提携を結んでいます。

【あわせて読みたい】
・「6月から増税」になるのは年収何万円以上の人？
・「優待利回り」で株主優待の“お得度”が分かる！
・5000万超も！「スカイラインGT-R」高騰の4つの理由

チュニジアはまたローズマリーの生産量世界一です。それはフランスの植民地だった時代からオイルの精製が行われていたからです。

外出制限中の街なかをパトロールするAI搭載ロボットも

チュニジアでも高い技術力をもったスタートアップが多数生まれています。

エノバ・ロボティックスが開発した人工頭脳搭載ロボットは、コロナ禍でチュニジア政府が出した外出制限令の監視役を務めました。赤外線サーマルカメラを搭載、車輪もついたミニ戦車といえる無人ロボットが街じゅうをパトロール。外出している人がいると近づいて、遠隔から係員が外出理由を問います。外出証明書と身分証明を提示させて、カメラを通して内容を確認するといいます。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・「6月から増税」になるのは年収何万円以上の人？
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）