長方形でない国旗はここだけ！

世界最高峰のエベレストを有し、アジアで愛されるインスタント麺、ワイワイヌードルはこの国で生まれました。「尼波羅」とはどこでしょうか？

正解はネパールです。ネパールは北海道の約1.8倍の広さで、中国とインドに挟まれています。ネパール南西部のタライ平原に位置する小さな村ルンビニは、仏教の開祖である釈迦の生誕地としても有名で、世界中から観光客が訪れる聖地です。

ネパールと中国にまたがるエベレストは、世界一標高の高い山として登山者に人気です。また、同じヒマラヤ系で世界一死亡率が高い山アンナプルナも、ネパールにあります。

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また、ネパールといえば、三角形を縦に２つくっつけたような形をした国旗がとても特徴的です。長方形ではない形の国旗は、世界唯一だそう。もともとは王家と宰相家が使用していた三角形の旗をくっつけたものですが、今ではヒマラヤの形と、2大宗教であるヒンズー教と仏教を意味しています。

最貧級国から初のビリオネアが誕生

ネパールの国民の平均年収は、600ドル（約5万7000円）以下で、世界最貧国の下位1割の常連です。そんな中、アメリカの経済誌『フォーブス』の世界長者番付に、ネパール人として初めて掲載されたのが、ビノド・チャウダリ氏です。チャウダリ氏は、アジアで愛好家も多いインスタント麺「ワイワイヌードル」を創設した人物。

2005年にインドに製造拠点を拡大し、アジア各国で販売されています。同氏は、即席麺を原点に、ネパールを代表するコングロマリットチャウダリグループを作り上げ、億万長者となりました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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