パソコンやスマートフォンなどを操作していると入力を求められるのが「PIN」コードです。セキュリティの一つとして知られる「PIN」ですが、このアルファベットはいったい何の略なのでしょうか。

ユーザー本人だけが知り得る4桁の番号

「PIN」とは、“Personal Identification Number”の略で、「個人識別番号」のことです。

4桁の数字を利用者自身が任意に設定して使う番号で、一般的には「PINコード」と呼ばれています。

主にはスマートフォンのロック画面を解除する際や、起動したパソコンへのサインインで利用されています。利用者本人しか知り得ない情報であることから、第三者による不正なログインを防ぐ役割があります。

また、「PIN」コードと同じような意味合いで用いられているのが、「パスワード」です。

「PIN」はパソコンやスマートフォンなどの端末内の情報と照合される番号ですが、パスワードはインターネット上に格納されているデータと照合する仕組みです。

番号と端末の両方が揃って初めてロックが解除されます。なおかつ、インターネット上に「PIN」が流れる仕組みにはなっていないため、「PIN」はセキュリティが高いと言えるでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年9月10日公開記事）