業界によって異なる意味を持つビジネス用語が、「クロージング」です。社会人なら正しい意味を知り、場面に合わせて使い分けたいものです。そもそも「クロージング」がどんな意味か正確に説明できますか？

契約、服、閉店など場面によって異なる意味

「クロージング」とは、「契約」や「終了」「服」など、さまざまな意味をもつ言葉です。

英語の“closing”が由来で、「閉じる」という意味を持つ“close”の変化形をそのままカタカナ読みした言葉が、ビジネスシーンなどでよく使用されています。

ビジネスの場では、契約に向けた取引の過程をはじめ、契約が成立したこともクロージングと呼びます。さらに、その日の営業時間が終了したことや閉店もクロージングと呼ぶケースもあります。

例えば、契約が成立したという意味で「ようやくクロージングできた」と言ったり、閉店作業を始める際に「そろそろクロージングしよう」と使ったりもします。

また、似た意味に「エンディング」という言葉もあります。エンディングは終局や終わりという意味です。終わりに至るまでの工程も指す「クロージング」とは意味が異なりますので、覚えておきましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年9月10日公開記事）