需要があるにも関わらず、商品やサービスが世に出ていないものは少なくありません。こうした「ニッチ」な需要に応える企業は、とても重宝されています。ビジネスの場面でも頻出する「ニッチ」ですが、どんな意味か正確に説明できますか？

需要が高いマニアックな分野のこと

「ニッチ」とは、「大企業が狙いづらい隙間市場」という意味で、「ニッチ市場」や「ニッチマーケット」とも呼びます。

「ニッチ」の語源は英語の “niche”で、本来は「隙間」や「適所」「得意分野」という意味があります。

新たな市場展開を考える際、まだ大手企業が手をつけていない穴場や、中小企業だからこそ狙える分野で、需要があるにも関わらず手をつけている競合他社がいないビジネスを「ニッチビジネス」などと言います。

なお、建築業界では壁のくぼみを利用した飾り棚を「ニッチ」と呼びます。

アイデア次第で大きな需要を見つけられるニッチ戦略は、マーケティングの分野で特によく使われる用語ですから、覚えておくと良いでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年9月13日公開記事）