パソコンやプリンターをはじめ、教育ICTやVR・AIにも力を入れている世界的メーカーが「HP」です。「HP」という社名はいったい何の略なのでしょうか。

アメリカ屈指のコンピューター・IT企業

「HP」とは、“Hewlett Packard Company”の略で、読み方は「ヒューレット・パッカードカンパニー」です。

1939年、ビル・ヒューレット氏とデイブ・パッカード氏の2人によってアメリカ・カリフォルニア州で創業しました。「HP」という社名は、コイントスで決めたといいます。

同社の事業は、ディズニー映画『ファンタジア」で使用する音響システムの開発、テスト用にオーディオ発振器を販売したのが始まりです。

1968年には世界で初めてのデスクトップパソコンを開発。1973年には日本語表示ができる初めての電卓を開発しました。

その後もインクジェット複合機やタブレットパソコンなど、さまざまな機器を開発してきた「HP」は、2015年にパソコンやプリンター事業、エンタープライズ事業、ITサービス事業などを分社して、事業展開のスピードを一層加速させています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年9月14日公開記事）