近年、企業の新人研修や教育の場などでよく使われるのが「ケーススタディー」という言葉です。「ケーススタディー」がどんな意味か正確に説明できますか? 過去の事例から改善点を探る研究方法 「ケーススタディー」とは、「事例研究」という意味です。 これまでに起こった具体的な事例を分析して、なぜそのことがらが起こるのかについて、そ
近年、企業の新人研修や教育の場などでよく使われるのが「ケーススタディー」という言葉です。「ケーススタディー」がどんな意味か正確に説明できますか?
過去の事例から改善点を探る研究方法
「ケーススタディー」とは、「事例研究」という意味です。
これまでに起こった具体的な事例を分析して、なぜそのことがらが起こるのかについて、その背景にある原理や法則性などを調べるという研究手法で、物事の改善を目的としています。
英語の“case study”が由来で、 “case”は「事例」、“study”は「研究」「検討」などを意味します。
「ケーススタディー」はビジネスだけでなく、医療や教育の現場でも取り入れられている方法です。
例えば、研修などでクレーム対応の改善策を考える場合には、まずこれまでにあったクレーム対応の事例をピックアップします。続いて、集めた事例の対応方法や状況などで分類・分析。最後に、ケーススタディーによって得られた答えや考えを発言して共有します。
使い方としては、何らかの問題が発生した際に「ケーススタディーを用いて解決法を探る」と言ったり、早期解決につながった際には「ケーススタディーを重ねたおかげですぐに対応できた」などと表現します。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月15日公開記事)