「どうせ無理」「普通はこう」など、思考や判断に偏りをもたらす考え方を「バイアス」と言います。職場での人間関係にも大きく影響するかもしれない「バイアス」ですが、本来はどんな意味か正確に説明できますか? 先入観、固定観念など「偏っている」こと 「バイアス」とは、「先入観」という意味です。 英語の“bias”をそのままカタカ
「どうせ無理」「普通はこう」など、思考や判断に偏りをもたらす考え方を「バイアス」と言います。職場での人間関係にも大きく影響するかもしれない「バイアス」ですが、本来はどんな意味か正確に説明できますか?
先入観、固定観念など「偏っている」こと
「バイアス」とは、「先入観」という意味です。
英語の“bias”をそのままカタカナにした用語で、「傾向」や「偏向」、「認識のゆがみ」などの意味もあります。
考え方の偏りや得られるデータの偏りなどの意味もあるため、日常会話ではものの見方や捉え方が偏っている場合に「バイアスがかかっている」などと言います。
例えば、「あの新入社員は高学歴だから仕事ができそうだ」という学歴に関する確証のない偏見や、「細かい業務は女性の方が向いている」といった男女の役割についての固定観念などもバイアスの一つです。
また、過去の経験や見聞きしたものに照らし合わせて自分なりの解釈をし、結果的にバイアスがかかることを、無意識の思い込みという意味で「アンコンシャス・バイアス」と言います。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月16日公開記事)