病院に行かなくても、薬局やドラッグストアで気軽に市販薬を購入できるようになりました。そこでよく耳にするのが「OTC」という言葉です。「OTC」とはいったい何の略なのでしょうか。 「カウンター越し」の取引のこと 「OTC」とは“Over The Counter”の略で、「店頭での取引」という意味です。 医師の処方箋がなく
病院に行かなくても、薬局やドラッグストアで気軽に市販薬を購入できるようになりました。そこでよく耳にするのが「OTC」という言葉です。「OTC」とはいったい何の略なのでしょうか。
「カウンター越し」の取引のこと
「OTC」とは“Over The Counter”の略で、「店頭での取引」という意味です。
医師の処方箋がなくても、薬局のカウンター越しに直接買える医薬品という意味で、「OTC医薬品」などと言います。また、取引所を通さずに金融商品を売買できる証券会社の店頭取引や、そこで取引される店頭株などの商品のことも「OTC」と呼びます。
また、「OTC」が医薬品そのものを指すケースもあります。「市販薬」や「家庭薬」「大衆薬」という意味で用いることが一般的です。
OTC医薬品に含まれる一般用医薬品は、リスクの程度によって買い方が変わり、分類に応じた薬の説明を薬剤師などの専門家や登録販売者が行います。
OTCを上手に利用することは、軽度な不調は自分で対処するという「セルフメディケーション」の向上につながります。
OTC医薬品は副作用などのリスクによって第1類から第3類に分類され、誤った飲み方や副作用によって困ることがないよう、薬剤師らが購入者に対して薬の説明や相談などのサポートをしてくれます。商品が多くて迷うときは、気軽に相談しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年9月20日公開記事)