新聞やテレビのニュース報道などでもよく見聞きする「GDP」という言葉。なんとなくはわかっていても、いざ説明しようと思うと案外難しい言葉の一つかもしれません。

「GDP」とは「国内総生産」という意味ですが、このアルファベットがいったい何の略なのか分かりますか？

国内でどれだけ「儲け」が出たのかを表す数値

「GDP」は、“Gross Domestic Product”の略です。

1年間など一定期間内に、国内で商品やサービスがどれだけ産み出されて、利益が出たのかを示す付加価値の総額がGDPです。

商品やサービスの販売額から、かかった原価などを差し引いた価値がどれくらいあるのか、GDPを見て国の経済状況を把握します。

例えば、日本の2020年度GDP成長率は、2019年から3.9％マイナスになっており、景気が下降する「マイナス成長」の状態です。

このように、1年間や四半期などの一定期間でどれくらい「GDP」が変化したかを見て、景気変動や経済成長をチェックできます。GDPはビジネスパーソンなら押さえておくべき重要な指標と言えるでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・9月から手取りが減るのはどんな人？
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・読める？「浦塩斯徳」ってどこ？
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）
・年間6000円！丸亀製麺で使える割引券

（2021年9月23日公開記事）