「ウマ娘」で人気沸騰?競馬「騎手」がもらう賞金はいくら?

2021/12/28 12:15

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競走馬を擬人化したキャラを育てるスマホゲーム「ウマ娘」が人気で、競馬への関心が高まっている。競馬といえば「万馬券が出た!」と高額な払戻金がニュースになるが、馬を操る騎手(ジョッキー)も高級取りで知られる。レースで勝利したら騎手はいくらくらいもらえるのだろうか? 「ウマ娘」とはどんなゲーム? ウマ娘(ウマ娘プリティーダー

競走馬を擬人化したキャラを育てるスマホゲーム「ウマ娘」が人気で、競馬への関心が高まっている。競馬といえば「万馬券が出た!」と高額な払戻金がニュースになるが、馬を操る騎手(ジョッキー)も高級取りで知られる。レースで勝利したら騎手はいくらくらいもらえるのだろうか?

「ウマ娘」とはどんなゲーム?

ウマ娘(ウマ娘プリティーダービー)は、2021年2月24日から配信されているスマホアプリゲーム。もともと2018年にアニメ放送されたが、アプリになって人気が爆発した。

キャラクターには、スペシャルウィークやトウカイテイオーなど、かつて名勝負を見せたり、偉大な記録を生んだりした競走馬の名前がつけられている。また、豪華声優陣が担当しており、スペシャルウィークの声優は和氣あず未、トウカイテイオーはMachicoが担っている。

アプリは無料でダウンロードできるが、アイテムには有料のものもあり、その売り上げは多い月で100億円を突破したこともある。

レースで勝利すると騎手はいくらもらえる?

ウマ娘がきっかけで競馬に触れた人や、馬券を買ったことがない人は、実際の競馬の賞金の仕組みを知らないだろう。

まずレースで賞金を手に入れられるのは、先着5位まで。賞金のうち騎手がもらえるのは、一般的には平地競走は5%、障害競走は7%だ (馬主と別途契約、1レースだけの特別契約を結んでいる場合は除く)。

ここで「たってそれだけ?」と思った人もいるかもしれない。騎手が5〜7%しかもらえないなら93〜95%はどこにいくのかと。実は馬主が80%、調教師が10%、機種と厩務員が5%ずつと言われている。

たとえば、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で毎年11月に行っているビッグレース・ジャパンカップの1等賞金は3億だった。単純計算では、騎手には1500万円が入るのだ。他にも天皇賞は1億5000万円、ダービーは2億円など1着賞金が億単位のレースがいくつもある。

地方と中央で格差

2020年のデータでは、最も賞金を獲得したのはクリストフ・ルメール騎手で約45億円。単純計算で2〜3億円を得ていることになる。また誰もが知っている騎手の代表的な存在である武豊騎手も約23億円獲得しており、年収は1億強ということだ。

JRAの騎手は130人ほどとされるが、2020年だけでも獲得賞金が10億円を超えた騎手がおよそ20人いる。ただJRA以外の地方競馬は賞金がかなり低く、騎手だからといって高給を得ているわけではないようだ。

文/編集・dメニューマネー編集部

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(2021年9月23日公開記事)