「一流のビジネスパーソン」を演出するアイテムとして、ビジネスシーンでも人気のロレックス。しかし、単にロレックスを着けていれば良いというものではない。周囲に「仕事がデキる人」という印象を与えるためには、ビジネスシーンに相応しいモデル選びとこなれ感を出すためのちょっとした工夫が必要だ。
ロレックス、ビジネス腕時計の定番モデルは?
ビジネスシーンでは仕事の能力だけではなく、服装も重要な役割を果たす。身だしなみを整えることはビジネスマナーの基礎であり、自分自身の評価につながるといっても過言ではない。スマホで簡単に時間を確認できる時代とはいえ、腕時計は社会人に欠かせないスキルの一つ、時間管理を象徴する必須アイテムだ。
ビジネスシーンに相応しい腕時計の条件は、デザインや色がシンプルで着け心地が良いこと。さらに、実用性や視認性の高いものを選ぶことで、ビジネスツールとしての効果も期待できる。
「ビジネス腕時計の定番」とされるロレックスは、さり気なくロレックス感をアピールできるエクスプローラーⅠ、シンプルさを追究したデイトジャスト、「標準的なロレックスモデルの最高峰」とされるデイデイト、高耐磁気性を誇るエアキング、文字盤のクロスラインが特徴的なオイスターパーペチュアルなど。
ただし、デイトジャストやエアキングなどは、ゴールドの色合いが強いなどデザインが主張しすぎるモデルもあるため、悪目立ちしないものを選ぶ必要がある。「控えめに個性をアピールしたい」という人の間では、洗練された文字盤に皮ベルトがアクセントのチェリーニなども人気だ。
「こなれ感」を醸し出すための3つのポイント
ビジネスシーンに相応しいロレックスを選んだら、着け方にもこだわることでワンランク上のこなれ感を演出できる。3つのポイントを見ていこう。
1 「正しい位置」に着用する
腕時計でこなれ感を出すポイントは、手首にピッタリと密着させるように巻き付けるのではなく、手首の骨から少し上の位置に若干ゆとりをもって着用すること。見た目の問題だけではなく、きつすぎると手首を痛める原因になり、緩すぎると文字盤の位置が固定されなかったりブレスレットが伸びる原因となる。
購入時にブレスレットのサイズを合わせたつもりでも、体重の変化や浮腫みで最適なサイズが変わることもある。ロレックスはイージーリンクなど、簡単にサイズを調節できる構造になっているため、こまめに「手首の正しい位置」を調節すると良い。
また、自分の体型や手首幅によりしっくり見える腕時計も異なるため、色々なモデルを試して自分に最適なものを見つけよう。
2 色や素材を小物と合わせる
シーンによって腕時計を選ぶように、腕時計に合わせて効果的に小物を取り入れることも、洗練されたスタイル作りに一役買う。
たとえば、茶色い皮バンドのヴィンテージ・デイジャストref.1601ならば茶色い靴やベルト、ブルーの文字盤のエアキングならば青味がかったネクタイを選ぶなど、腕時計の色や素材と合わせた小物を選んでみてはいかがだろう。
3 「ロレックス負け」しないパフォーマンスをする
たとえ天下のロレックスとあろうとも、腕時計の視覚的な役割はあくまで着けている人の魅力を引き立てることであって、腕時計が主役になってしまうのはNGだ。繰り返しになるが、特にビジネスシーンで高級時計を着ける際は、あくまで「身なりにも気を遣うビジネスパーソン」を演出するための小物であり、高級時計自慢にならないように気をつけたい。
もちろん、仕事面においても、「ロレックス負け」しないパフォーマンスが求められることは言うまでもない。
以上のポイントを抑え、洗練されたスタイルを演出するアイテムとして利用することで、ロレックス効果を最大限に引き出すことができるだろう。
文・アレン琴子(英国在住のフリーライター)
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)
画像・boykovi1991 / stock.adobe.com(画像はイメージです)
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(2021年9月29日公開記事)