コンビニやスーパー、自動販売機など、日常生活のあらゆるところで目にするのがペットボトルです。ペットボトルに使われている素材は「PET」と言いますが、「PET」とはいったい何の略なのでしょうか。

プラスチックと同じ原料の樹脂のこと

「PET」とは“Poly Ethylene Terephthalate”の略で、「ポリエチレンテレフタレート」と呼ばれる樹脂を指します。

この樹脂は石油から作られており、ワイシャツなどの繊維や、食品を包むフィルムなどと同じ素材です。

一般的なペットボトル飲料や、醤油やみりんなどの調味料を入れるペットボトルは「指定PETボトル」と言い、リサイクルに適した「指定表示製品」として区別されています。

洗剤やシャンプーなどにもペットボトルは使われていますが、こちらは指定PETボトルではなく「プラスチック製容器包装」です。指定PETボトルとは分けて処理しましょう。

また、「PET」はペットボトル以外にも、がんの検査に用いられる「PET検査」、“Positron Emission Tomography”を指す場合もあります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年10月1日公開記事）