「今日はブレストだから積極的に発言してください」など、会議で「ブレスト」という言葉を聞いたことはないでしょうか。ビジネスでたびたび登場する「ブレスト」という言葉が、どんな意味か正確に説明できますか？

アイデアを量産するため自由に発言してもらうこと

「ブレスト」とは、「ブレインストーミング」の略で、参加者が自由に発言し、アイデアを出し合う手法のことです。

英語の“brainstorming”が由来のビジネス用語で、アメリカの実業家であるアレックス・F・オズボーン氏が1940年頃に考案しました。

「お互いの発想を利用して、新たなアイデアを生み出すことができる」という考え方に基づいており、商品開発や企画立案など、新たなアイデアを生み出したい時によく用いられています。

ブレストの目的は、より多くのアイデアを出すこと。ブレスト中は発言者の考えが非現実的なものであったり、前例のないものであったりしても否定せず、自由に発言し合うのが特徴です。

「ブレスト」によって多くのアイデアが生まれれば、課題解決や新たな商品・サービス開発などにつながると期待されており、日本でも多くの企業で取り入れられています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年10月3日公開記事）