インターネットを使っているとたびたび目にする「URL」の3文字。サイトを表示するために必要な「URL」ですが、このアルファベットはいったい何の略なのでしょうか。

サイトやデータの位置を示すインターネット上の住所

「URL」とは、“Uniform Resource Locator”の略で、インターネット上にあるデータやサイトなどの情報の位置を示すものです。

「URL」は多くの場合「http://」 や「https://」 から始まり、その後はサイトの名前や国を示すドメイン名や、コンピューターのどこにデータが保存されているかを示す表示などが続きます。

つまり「URL」は、インターネット上におけるデータやサイトなどの住所と言えるでしょう。

また、「URL」を1文字でも間違えるとまったく別のサイトにアクセスしてしまうこともあり、この仕組みを使った「フィッシングサイト」による詐欺事件も発生しています。

フィッシングサイトの「URL」には、0(ゼロ)とO(オー)のように似た英数字が使われていることが多く、本物のサイトに似せた偽のサイトに誘導してクレジットカード情報を盗むなどの被害が発生しています。

偽のサイトと本物のサイトがほとんど区別がつかないように巧妙に偽造するなど、ひと目ではフィッシング詐欺であるとは判別できないケースも増えており、利用の際は注意が必要です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年10月3日公開記事）