地球温暖化などの環境問題は世界的な課題とされています。その対策の一つとして挙げられるのが「EV」の開発・導入です。

日本でも多くの企業が市場に参入している「EV」ですが、「EV」とはいったい何の略なのでしょうか。

急速に普及が進む「電気自動車」のこと

「EV」とは“Electric Vehicle”の略で、「電気自動車」を指します。

バッテリーに充電した電気を使ってモーターを動かす仕組みの車で、従来のガソリン車のように大気汚染物質を出さないというメリットがあります。

「EV」は、エネルギー効率やCO2排出量の削減に優れた性能を持つ反面、長距離の走行には充電を繰り返す必要があります。普及を目指すためには、充電スタンドの設置や量産型を開発するなどの課題がありました。

こうした環境整備が進むにつれ、2011年時点では5000台ほどだった日本の「EV」保有台数は、2020年には12万台と急速に普及しています。

また、「EV」には電気自動車のほかにも「エレベーター」を示す場合や、経営指標の一つである「企業価値」(“Enterprise Value”)を指す場合もあります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年10月4日公開記事）