最近、IT業界で耳にすることが増えた「アジャイル」という言葉。IT業界以外でも「アジャイル経営」「アジャイル組織」など、ビジネス用語として定着しつつあります。 「アジャイル」がどんな意味か正確に説明できますか? 機敏に、柔軟に対応し、顧客満足度を高める方法 「アジャイル」とは、「柔軟で素早い開発手法」のことです。 英語
最近、IT業界で耳にすることが増えた「アジャイル」という言葉。IT業界以外でも「アジャイル経営」「アジャイル組織」など、ビジネス用語として定着しつつあります。
「アジャイル」がどんな意味か正確に説明できますか?
機敏に、柔軟に対応し、顧客満足度を高める方法
「アジャイル」とは、「柔軟で素早い開発手法」のことです。
英語の“agile”が由来のビジネス用語で、もともとは「機敏」「頭の回転が速い」などの意味があります。
これまでのソフトウェア開発では、開発の長期化やコスト増などさまざまな課題がありました。こうした課題に柔軟かつ素早く対応すべく提唱された手法が「アジャイル開発」です。
従来の開発手順は「ウォーターフォールモデル」と呼ばれるもので、計画を立てて一つずつ工程を進める「計画重視」の方法でした。「アジャイル」はソフトウェアの完成を待たず、開発途中の段階で顧客に引き渡し、仕様変更などの対応を繰り返して、その都度確認をとるのが特徴です。
また、顧客や開発チーム内でのコミュニケーションを重視することを原則としています。
開発途中の変更や修正が難しいウォーターフォールモデルに比べて、変更があることを前提にした「アジャイル」は素早く、かつ柔軟な対応が可能で、顧客満足度アップにつながることがメリットです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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(2021年10月5日公開記事)