アクション映画で必ずと言っていいほど必要とされるのが「スタント」(スタントマン、スタントウーマン)だ。危険度が高いアクションほど観ている人をドキドキワクワクさせ、難易度の高いスタントに対する需要は尽きない。ではもしスタントマンになったら、どのくらい稼げるのか。
年収1,000万円以上も夢ではないが……
スタントマンの給与はピンキリだ。どれだけ仕事の依頼を受けることができるかどうかや、どれだけ難易度が高いスタントがこなせるかによって、大きく額が変わってくるからだ。
平均給与は250万〜300万円程度と言われているが、依頼がまったくなければ年収はゼロ、一方で難易度が高いスタントをこなせる売れっ子のスタントであれば、年収1,000万円以上を稼ぐことも可能になってくる。
スタントの仕事の探し方と報酬例
スタントの仕事はどのように探せばいいのだろうか。一般的には、スタントの養成所に入り、そこでスタントのスキルを向上させながら、ドラマや映画のスタントオーディションに挑戦する形となる。
その後、実際にスタントをこなして実力が認められたら、継続的に声がかかるようになる。ちなみに前述の通り、スタントの内容によって報酬は異なる。以下はスタント内容と報酬の例だ。
スタント内容と報酬の例 | |
---|---|
スタント内容 | 報酬 |
自動車にはねられる | 2万〜4万円程度 |
階段から落ちる | 3万〜5万円程度 |
火だるまになる | 50万〜100万円程度 |
車ごと火だるまになる | 100万円以上 |
この表から分かるように、難易度が高くなるほど報酬も高くなる。ただし、もし車ごと火だるまになるスタントの仕事を月20日間受けられれば月収240万になるが、こうした報酬が高い仕事は決して多くなく、現実には「毎日火だるま」というスタントマンはいない。
ちなみにハリウッドでスタントの仕事を得られれば、報酬はかなり高くなる。火だるまになるスタントで1,000万円の報酬を得られるケースもあるようだ。
スタントマンから俳優になる人も中にはいる。スタントや演技を認められて、映画のキャストとしてデビューするような形だ。そしてその後に人気が高まれば、報酬はスタントマン時代よりもぐっと高くなる可能性が出てくる。
下積み時代の生活は結構大変な職業
養成所に入ってスタントを目指す場合、養成所の入会金や月会費がかかるため、仕事が来ない間は1ヵ月の収支は当然マイナスになる。ちなみに養成所の入会金は5万〜40万円ほど、月会費は1万5,000円から3万円ほどが相場だ。
そのため貯金がある程度ある人はいいが、そうでない場合は別な仕事やアルバイトしながら養成所に通うことになる。下積み時代の生活は結構大変だと思っておいたほうがいいだろう。
文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部
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(2021年10月6日公開記事)