地球温暖化は、人々にとって共通の課題になっています。地球温暖化を食い止めるためには、世界中の人が協力する必要があり、その一つに「カーボンオフセット」（カーボン・オフセット）という考え方があります。

サステナブルやSDGsとともに耳にすることもある「カーボンオフセット」、どんな意味か正確に説明できますか？

二酸化炭素の排出量を減らすための取り組み

「カーボンオフセット」（カーボン・オフセット）とは、温室効果ガス(炭素)の排出量削減が難しい部分を、植林など他の事業で相殺する考え方です。

“Carbon”は「炭素」、“Offset”は「相殺」という意味で、ここでの炭素は温室効果ガスの多くを占める二酸化炭素を指します。

商品製造時、イベント開催時、企業の事業活動時など、あらゆるタイミングで温室効果ガスは発生しますが、どうしても削減が難しい場合があります。

温室効果ガスの排出を認識した場合は、植林やクリーンエネルギー事業などに参加することで、温室効果ガスの排出量を相殺しようという考え方がカーボンオフセットです。

企業はもちろん、個人でも商品購入でカーボンオフセットに貢献できる取り組みもありますが、認知度向上や商品の拡充が今後の課題と言えるでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・全国でガソリンが一番高い県はどこ？
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・あの有名メーカーもコロナ倒産……負債額ワースト5
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）
・10月から時給と月給、給料が上がる人とは？

（2021年10月14日公開記事）