ドトール、サンマルクカフェ、コメダ珈琲、ルノアール。一息つきたいときに便利なカフェですが、これらのカフェはいずれも株主優待制度を持っています。詳しく優待内容をチェックしていきましょう。
ドトール、サンマルク、コメダ、ルノアールの優待を比較
カフェの代表格といえば、ドトールを運営するドトール・日レスホールディングス <3087> 。コーヒー以外にもミラノサンドやミルクレープなどサイドメニューにも定評があります。
チョコクロなどのスイーツが人気なサンマルクを展開するサンマルクホールディングス <3395> も上場しています。ベーカリーでの焼き立てパンに力を入れていて、女性客から支持されています。
喫茶店文化が強い愛知県に本社があるのがコメダホールディングス <3543> です。最近は北海道へのコメダ珈琲出店を強化しており、着々と全国展開を進めています。
最後は高級路線のカフェ、ルノアールを運営する銀座ルノアール <9853> 。商談にも使えるホテルライクの店舗を生かし、コロナ禍では都心部のルノアールを貸会議室として利用できるようにしました。
4社の優待内容を確認してみましょう。
ドトール・日レスホールディングス | サンマルクホールディングス | コメダホールディングス | 銀座ルノアール | |
---|---|---|---|---|
銘柄コード | 3087 | 3395 | 3543 | 9853 |
優待権利確定月 | 2月 | 3月 | 2月、8月 | 3月 |
優待内容 | ドトールバリューカード(1,000円相当) | 優待食事割引カード(20%割引) | プリペイドカード「KOMECA」(年間2,000円相当) | 優待食事割引券(1,000円相当) |
優待に必要な額 | 17万3,100円(100株) | 15万7,100円(100株) | 20万9,000円(100株) | 8万2,900円(100株) |
自宅や会社の近くにあるチェーン店から選んでもいいかも
ドトールはドトール以外の洋麺屋五右衛門やエクセルシオールカフェでも使える1,000円相当の食事カードです。
サンマルクも系列の生麺工房鎌倉パスタなどで使用できる食事券です。20%割引なので食事利用でお得になりそうですが、すし処函館市場では10%割引となるのでご注意ください。
コメダはコメダ珈琲で使えるプリペイドカードがもらえます。年間2,000円相当なので、コーヒー以外のランチでも利用できそうです。
ルノアールはグループ店舗で使用できる1,000円相当の食事券です。食事券に加え、1,000株以上の株主にはオリジナルアイスコーヒーセットも贈られます。
4社とも株主優待は食事券です。優待利回りは各社1.0%前後が中心ですが、自分がよく利用する、自宅やオフィス近くにある店舗なら利用価値は高そうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・Nishihama / stock.adobe.com(画像はイメージです)
※ この記事は優待情報の紹介が目的で、個別銘柄への投資を推奨するものではありません。株価や優待内容は変わることがありますので、投資を検討される際は必ずご自身でお確かめください。
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(2021年10月21日公開記事)