世界の銀行でも総資産上位にランクインするのが、日本のメガバンク「MUFG」です。

戦前からの歴史を持つ「MUFG」は、ゆうちょ銀行を除く民間銀行では、預金量・行員数共に全国1位を誇ります。（ゆうちょ銀行を除く）。

「MUFG」誰もが知っている存在ですが、「MUFG」は一体、何の略なのでしょうか。

グループは2005年に誕生

「MUFG」は、“Mitsubishi UFJ Financial Group”の略で、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」を指します。グループは2005年に、三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが合併して誕生しました。

グループの中核である「MUFG」のグループ事業の1つであったUFJホールディングスのUFJ銀行には多くの不良債権があり、これを救済する形で三菱東京と合併した経緯があります。

三菱東京UFJ銀行は、東京三菱銀行とUFJ銀行が2006年に合併して誕生した銀行です。それまでにも三菱銀行や東京銀行などが行名を変え、合併しながら成長を続けていました。

どの銀行も戦前からの長い歴史を持ちますが、2018年にはにはついに三菱東京UFJ銀行の名前から「東京」が消え、現在の行名である「三菱UFJ銀行」になりました。

その際に、銀行名の英語表記英名も“The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd.”から“MUFG Bank, Ltd.“に変更し、三菱UFJフィナンシャル・グループと同じ「MUFG」に統一されました。

文/編集・dメニューマネー編集部

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（2021年10月27日公開記事）