「老後のお金に不安がある」が93.4%──。全国の30代~40代の男女1,000人を対象にした「老後のお金に関する意識調査」で、90%以上の人がと感じており、約70%の人が「老後に向けてお金の取り組み」を行っていることが分かった。
しかし、老後への備えとして半数以上の52 %の人が「貯蓄」と回答。「資産運用」は23.5%にとどまった。銀行預金では金利がほとんどつかない時代にあっても、投資や資産運用を始めるハードルが高い実態が浮き彫りになった。
お金のプロに相談する人は6%未満!
調査は今年10月、30 歳~49 歳までの既婚で子供が1 人以上いる男女を対象に実施。ライフプランにおけるお金の総合サポートするシュアーイノベーションが行なった。
「お金に関する相談相手」を聞いた質問(画像参照)では、73%が「家族・友人」と回答。「老後のお金に不安がある人」が多い中で、FPやIFAなどの「お金のプロ」に相談する人は6%未満と少なかった。果たして、お金・投資・運用の専門家ではない、家族や友人に相談することで、悩みが解消されるのか疑問が残る実態といえそうだ。
さらに相談相手が「分からない」と答えた人が20%を超え、同社は「『お金に不安はあるがどうすればいいのか分からない』という人も一定数いる」と指摘した。
同社は、プロのスポーツ選手を支えるプロのコーチのような存在である「マネーコーチ」というサービスを提供している。マネーコーチは、生命保険や不動産などの幅広い金融商品を取扱う、お金に関する総合的なコーチ役。ライフプラン・資産運用について様々な角度からサポートしている。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・シュアーイノベーション
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(2021年10月27日公開記事)