家の「玄関」は家主の所得を映す鏡だと言われることがある。お金持ちとそうでない人では、玄関において異なる特徴があるからだ。例えばお金持ちの玄関には、一般家庭によくあるモノがないとされる。果たしてお金持ちの家の玄関には、どんな共通点があるのか。
特徴1 プランターがない
お金持ちの家には、植物が植えられているプランターがないケースが多い。本当にたくさんの資産がある人は、あえて何かで玄関を飾ろうという気持ちが湧いてこないらしい。玄関に植物と置くとしても、花瓶に一輪の花を添える程度にしていることが多いようだ。
一方である営業マンによると、お金持ちではない家ではプランターが置いてあることが多く、しかもあまり世話がされていないケースが目立つという。
特徴2 靴が揃っている
お金持ちの家の玄関では、靴がきちんと並べられていることが多い。由緒正しい資産家の家では、大人はもちろん、子供たちに靴をしっかりと揃える習慣を身に付けさせている場合がほとんどだ。
また、必要以上に靴が多く並べられていないのも、お金持ちの玄関の特徴だ。履かない靴はその都度靴箱にしまうことで、玄関がごちゃごちゃしないようにしている。
特徴3 タイルまで磨かれている
玄関の床のタイルはすぐ汚れる。外を歩いてきた靴で床を踏むから当然だ。そのため、玄関の床のタイルをいつもピカピカな状態に維持するのは、なかなか手間がかかる。
しかしある一級建築士によると、お金持ちの家はいつ訪れても床がピカピカであることが多いという。お手伝いさんや清掃代行サービスのスタッフがタイルを磨いているケースもあるが、来訪者に対してしっかりと気配りをしているわけだ。
特徴4 姿見が置いてある
お金持ちや成功している経営者は、しっかりと身だしなみに気をつかっている人が多い。そのためこうした人の家では、玄関に姿見(スタンドミラー)が置いてあるケースが多い。
寝室や居間に置いてもいいような気がするが、玄関に姿見鏡を置けば、履いた靴を含めて全身をチェックできる。とことん身だしなみにこだわるなら、お金持ちや成功者のように姿見鏡は玄関に置く方がベターだ。
まねてセンスやマナーを身に付けよう
お金持ちの玄関の共通点を4つ紹介してきた。身だしなみや来訪者への気配りといったお金持ちがもつ素養が、こうした共通点を生んでいると言える。このほか、玄関の「におい」もお金持ちの特徴として挙げられるケースも多い。
あなたの家の玄関を「お金持ち風」にしたからといって、すぐにお金持ちになれるわけではない。しかし、形から入るのは決して悪いことではない。結果として洗練されたセンスやマナーが身につけば、さまざまなシーンで恥をかくことが少なくなるはずだからだ。
文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部
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