他人の「朝のルーティン」に興味がある人は結構多いらしい。こうしたテーマで動画を公開するYouTuberが増えており、結構再生数も稼げている。ということは、お金持ちの朝のルーティンに関心がある人も多いはず。どんなお金持ちがどんな朝を過ごしている？

部下に指示を送る──ティム・クック氏

Apple (AAPL) の現CEO（最高経営責任者）であるティム・クック氏は、朝起きたらまず部下にメールを送り、仕事の指示を出すという。これくらい仕事人間でなければ、Appleのような巨大企業を率いるのは難しいのだろうか。

妻にコーヒーを淹れる──ハワード・ショルツ氏

スターバックス （SBUX） の創業者であるハワード・ショルツ氏は、彼らしい朝のルーティンがある。妻にコーヒーを淹れることだ。家庭が円満であることも、ビジネスを成功させるためには重要な要素だ。

瞑想をする──ジャック・ドーシー氏

毎朝瞑想を欠かさずしていると言われているのが、Twitterの創業者でありCEOのジャック・ドーシー氏だ。瞑想はストレスコントロールに効果的だと言われており、多忙な日々を過ごすドーシー氏の精神的な健康を支えているのは、この瞑想かもしれない。

読書をする──イーロン・マスク氏

読書と言えば、夜にしている人も多いのではないだろうか。しかし、あえて朝に読書をしている成功者もいる。テスラのCEOであるイーロン・マスク氏だ。朝に触れた新たな知識に刺激を受け、その日を価値ある1日にしようとモチベーションを高めているのだろうか。

自問自答す──故スティーブ・ジョブス氏

Appleの創業者である故スティーブ・ジョブス氏は、毎朝鏡で自分を見つめ、自問自答していたようだ。その日の自分の最後の日と仮定し、「今日やろうと考えていることは、本当にしたいことなのか」と自分に問うていたらしい。

毎朝乗馬──織田信長

最後に戦国武将の織田信長も取り上げておきたい。彼は戦国時代において財を成した人物だ。織田信長は毎朝、馬に乗って長距離を走っていたようだ。その理由はやや定かではないが、愛する女性に会いに行っていたという説もある。

「朝はまず黒酢」というお金持ちも

このようにしてお金持ちの朝のルーティンを並べてみると、精神的な活動に時間を費やしている人も多いが、結構人によって違いがあることが分かる。ちなみに日本のお金持ちの中には「朝はまず黒酢」「読経から1日をスタート」という人もいる。

インターネットで調べれば、もっとたくさんのお金持ちの朝のルーティンがヒットする。興味がある人はぜひ検索してみてはいかがだろうか。

(2021年11月1日公開記事）

文・岡本一道（経済ジャーナリスト）
編集・dメニューマネー編集部

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