世の中の多くの成功者やお金持ちが、耳にすることを嫌う言葉がある。「でも」や「ずるい」など、その多くは2文字か3文字の短い単語だ。お金持ちに好かれるためではなく、「なぜお金持ちがそういう言葉を嫌うのか」を考えることで、学べることはあるだろう。
口グセ1 「でも」
言い訳をするとき、人は「でも」を使いがちだ。「でも仕方がない」といった具合だ。お金持ちや成功者は言い訳を嫌がる。言い訳する時間があるなら自分の行いを反省し、行動を改善した方が将来のためになると考えるからだ。
口グセ2 「だって」
「でも」と同じように言い訳でよく使われる単語が「だって」だ。「だって忙しくて抜け出す暇がなくて」「だってお金がないのだから」と言われても、それは他人にとってどうでもいい話だ。あなたが「だって」を連呼する人物なら、成功者にうんざりされるかも。
口グセ3 「どうせ」
「どうせ」は「いずれにしても」「どっちみち」といった意味を持つ単語だ。この言葉からは、未来に対する諦めが感じられる。一方、成功者は未来を変えようとする。「どうせ」を使い続けている限り、成功者と同じ土俵には立てないのかもしれない。
口グセ4 「明日やる」
物事を後回しにし続けていたら、成功は掴めない。多くの人がしていないことにスピード感をもって取り組めることは、成功者の重要な素質だ。だから「明日やる」という言葉をお金持ちは嫌う。もちろん、睡眠不足で健康を害しそうなときはその限りではないが…。
口グセ5 「時間がない」
忙しいとつい「時間がない」と口にしてしまう。しかし多くの場合、時間の使い方を改善することで、フリーな時間を生み出すことができる。つまり「時間がない」というのは、あくまで言い訳であるケースが多い。
口グセ6 「ずるい」
他人が自分を出し抜いて得をしているとしたら、その方法論に関わらず「ずるい」と感じる人は多いはずだ。成功者でも「ずるい」と感じることはあると思うが、それよりも、その他人の成功から学びを得ようという人が多い。「ずるい」と言っても何も始まらない。
口グセ7 「普通は」
一般論を口に出して「普通はそうじゃない」と言ってばかりだと、成功者からは嫌われてしまう可能性が高そうだ。成功者の多くは、普通じゃないことをしているから成功している。「普通はそうじゃない」と言われたら、自分が否定された気持ちになるかも。
まず使う言葉から変えよう
自分が発する言葉は、その本人の行動や考え方と結びついている。使う言葉を変えれば、少しずつではあるが、自分の行動や考え方も変わってくるはずだ。
意識的にこの記事で紹介したフレーズを使わないようにすれば、自然とあなたの振る舞いが金運や成功を引き寄せるようになるかも。
(2021年11月3日公開記事)
文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部
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