顧客に向けてどのようなアプローチをすれば良いか、マーケティングでは商品やサービスをアピールするために、さまざまな戦略が立てられています。

そこでよく使われるのが、「セグメント」というカタカナ用語です。分野によって異なる意味を持つ「セグメント」ですが、どのような意味か正確に説明できますか？

マーケティング分野では属性によって分割したグループ

「セグメント」は「区切り」や「区分」、「まとまり」 という意味です。

英語では“segment”と言い、区切りの他にも「線分」や「円の弓形 」などの意味を持っている言葉です。

「セグメント」はITやマーケティングなど分野によって何を指すのかが異なります。

IT分野の場合は、同じ建物など限られた場所で通信するLANなど、大きなネットワークの中の一部分を指します。また、それぞれが独立したネットワークになっている状態を表すこともあります。

マーケティング分野では、ターゲットになる顧客や市場を分割したり、属性ごとにグループを作ったりする意味で使用されます。

たとえば、顧客のニーズごとにグループ化する「セグメンテーション」、各セグメントに応じたマーケティングを「セグメントマーケティング」 などと言います。

(2021年11月5日公開記事）

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
・11月は残業減らすとボーナスが増えるって本当？
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・「預金がおろせない？」銀行員が教える、親の生前にやるべき3つのこと
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）
・「無料で保険に入れます」クレカ会社から封筒がくる理由