1件500万円も!独立して「お金持ち」になりやすい職業3選

2022/01/22 10:15

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もしあなたの親がお金持ちなら、相続であなたもお金持ちになれるかも。しかしそうでなければ、あなた本人が財を築く必要がある。そのための方法論の1つに「起業・独立」があるが、独立後に高年収になるためには、どのような職業を経験するのが得策だろうか。 証券会社で勤務→トレーダーとして独立 株式や債券についての書籍は数多く出版され

もしあなたの親がお金持ちなら、相続であなたもお金持ちになれるかも。しかしそうでなければ、あなた本人が財を築く必要がある。そのための方法論の1つに「起業・独立」があるが、独立後に高年収になるためには、どのような職業を経験するのが得策だろうか。

証券会社で勤務→トレーダーとして独立

株式や債券についての書籍は数多く出版されているが、多くが初心者もしくは中級者向けの知識しか書かれていない。本当に深く株式投資や債券投資について学びたいなら、証券会社に就職するのがいいだろう。

そこで得た知識をフル活用すれば、証券会社を退職したあと、個人トレーダーとして「億り人」を目指せるかも。ただし、トレーダーになっても「元手」(投資資金)が少なければ高収入にはなれない。そのため証券会社時代に必死でお金を貯めておきたい。

外資系コンサル会社で勤務→個人コンサル会社を設立

外資系コンサルティング会社では成果主義が徹底されている。それだけにストレスも多い職場だというのが通説だが、そこで勝ち残っていければ、自ずと高いコンサルスキルが習得できることになる。

大きな金額が動くコンサル系サービス。会社員時代に習得した高いコンサルスキルを生かせば、独立しても報酬額が大きな仕事を受注できる可能性が高くなる。特にM&Aコンサルは着手金だけで500万円以上と報酬が高額なケースが少なくない。

不動産会社で勤務→不動産会社を設立

不動産業は利益率が非常に高い業種の1つだ。自社物件を持たない限り原価はほぼ人件費のみだし、その上、うまく高額の物件を仲介できれば多額の手数料が入る。そのため高収入を目指すのであれば、不動産会社を設立するのも1つの方法だ。

しかし不動産会社を設立してビジネスを展開するためには、「宅建士」(宅地建物取引士)などの資格が必要となり、資格の取得のためには宅地・建物の取引に関する実務経験が必要だ。そのため不動産会社を設立したいなら、まず不動産会社に就職するのが第一歩だ。

「成長市場に飛びこむ」という選択肢も

3つの職業・ビジネスのペアを紹介したが、今後成長が見込まれる業種の企業に就職する、というのも選択肢に挙がる。

例えば「自動運転」。将来多くの自動車が自動運転化されると考えられ、今後の市場規模の拡大はほぼ確実だ。いまエンジニアとして自動運転ソフトウェアを開発する企業に就職すれば、将来独立してソフトウェア会社を設立したあと、大きな仕事を受注できるかも。

起業・独立してお金持ちを目指すのであれば、最初に就く職業は非常に重要だ。それは中途採用でも同じこと。30代から一念発起してお金持ちを目指すなら、3年後、5年後の独立を見越し、将来につながる職業を選びたいところだ。

(2021年11月5日公開記事)

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・dメニューマネー編集部

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